試合へ向けて、僕が僕自身の重圧から開放される為に自然発生的に行き着いたマインドを共有します。
「勝つ」と感じるとは
考えると感じるの違い
「勝つ」と”考える”のではなく、「勝つ」という未来を”感じる”境地こそが、自信。つまり自信とは確信です。
「考える」とは思いを心に留める作業です。「感じる」とはそこに誰かがいるのを感じるようなことで、「在るのなら在る、無いのなら無い」を受け入れること、考えることとは全く異なる心の働きです。
「勝つ」という意志が試合までの過程で獲得されているのなら、それは考えて心に思いを留めるまでもありません。感じることができます。
リングに上がった時点で「勝つ」という意志を感じないのなら、それは無いのです。顕在意識でいくら「勝つ」と思いを心にとどめたところで、勝ちを心配したところで時間と労力の無駄でしょう。
潜在意識の中に在るのか無いのか、それだけ。
“考えている内は”自信とは言えません。
それに執着すればパニックに陥り勝てるものも勝てなくなります。
「勝つ」と感じないのなら、無理に心に思いを止めようとせず、その執着を捨てて試合で起こることに目を凝らしてください。
無いのなら無いと腹をくくることができれば、戦いの中で勝ちを探そうとする方向へ心の舵を切れます。
勝つという意志の存在は未来の確信という、奇妙な感覚へと繋がります。思いを留めるのではなく、在るものを在ると感じるのが自信です。
「成功のイメージが大切だ!」も似たような無意味と僕は考えています。
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