反復で本当に上手くなれる?
何故成長グラフはジグザグするのでしょう。
なぜ成長が停滞するのでしょう。
このメカニズムが理解できれば、同じスポーツ、同体格の選手に圧倒的な差が生まれてしまう理由を説明できると僕は思います。
成長のアクセルは才能と努力だけ?
僕の経験に基づけばそれは違います。
成長には、才能と努力と同等か、それ以上に、偶然への心の解放性が要求されます。
何故上手くなる?
何故上手くなるのか。
競技力の飛躍が起こるのは僕の経験上、現実の認知が変化した時です。
新たな世界観が出現した時。
例えば「二軸」の発見。
この瞬間に僕の世界の認知は激変し、新たな世界が出現しました。
二軸という技術は僕が見る世界を劇的に変化させ、「肩甲骨平面」という新たな概念の発見を助けました。
世界のあり様が変わると注意が向けられる対象は変わります。
今まで無関心だった対象が気になり始めます。
「二軸」が「肩甲骨平面」という概念を引き寄せ、そしてそれは手打ちと二軸を融合させました。
さらに融合したそれは股関節ロックと結びつく「肩甲骨ロック」という発想を生み出し、僕の練習の価値観を一変させ、反復練習の効率を変えたのです。
反復練習の効果を高めるのは「発見」です。発見が先行し、反復が追いかけます。
逆はありえません。
そして、その発見したコツの効率が限界に達した後に停滞が(※)始まります。
※収穫逓減法則
成長とグラフはこれを繰り返されることを示しているのではないか?と言うのが僕の仮説です。
繰り返しますが、反復が先行するのではなく、発見が先行します。
偶然を引き寄せるマインド
コツの発見は偶然起こります。
それを知っている人に教えてもらうことはその近道ですが、そうだとしても「こうか?こうか?…これだ!」といった試行錯誤は必要になります。
つまり、試行錯誤の後で”偶然の発見”がが起こります。
「偶然を取り込む」ことが重要なのです。
競技力の向上のために要求されるのは決められた動作を反復することではなく、パンチであれば様々な軌道、角度、姿勢を試すことができる柔軟なマインドを持つこと、そしてそれが行える練習の構造を用意することです。
つまり、選手とトレーナーに要求されるのは偶然を取り込む「遊び心」、本気で遊ぶための「規律」です。
同じことの繰り返しは収穫逓減法則に捕まります。反復では上達しません。
成長の速度が低下してたと感じたら、その方法の効率が限界に達した可能性があります。すぐに新たな方法を探してください。
こらを繰り返すことで上のジグザグ、非線形のグラフが再現されます。

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