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サンドバッグ打ちでナックルが当たっていないことやパンチの反動動作、ガード腕の動きから背屈ロックに原因があると推察。
確認すると上の動画で示した「✕」の握りをしていました。
ところで、慣習的に良いこととして行われているだろうと推察できる、グラブの先まで深く手を入れる行為ですが、この場合は手首の背屈がグラブの構造に妨げられるので、テノデーシスアクションが起こらなくなります。
すなわち、握れなくなります(≒パンチにならない)。グラブはの手首に折れ目が入れられてますから、そこに手首を合わせてください。
これは追々説明しますが、背屈ロックしないと上腕の内旋が抑制されて肩甲骨ロックが弱くなります。つまり、上のようなお作法はパンチとハンズディフェンスを著しく劣化させます。
僕は日本の全てを知っているわけではないので、簡単に一般化してはいけないとは思いますが、僕は上のお作法は頻繁に見ます。恐らく日本中で行われているでしょう。
これは「膝を曲げる」「踵を上げる」などと同様な、ボクサーの競技力を劣化させる日本の悪習の一つだと考えてます。
強く背屈すると肩甲骨が外転しやすくなるのでガードを前から見ると、形は自然に「Ⅱ」になります。
ハの字になる場合は背屈ロックができていない可能性があります。
それから、「当たる瞬間に握る(ドヤァ」
なわけねーだろ。意識的に衝突の瞬間に握るなんてのは、ヒトの反応速度では不可能です。
上の動画で主張しているように、論理的にそれは破綻しています。
他にも、「スリッピングアウェイ(首振り)は緊急用の技だから通常は使うべきではない」と僕を攻撃してきたバカと遭遇したことがあります。マジで漫画の読み過ぎ。もっと本を読め。

つまり、彼(or彼女)はパンチを見て「緊急」か「非緊急」かを判断できるということですからね。
「当たる瞬間に握る」よりも酷い妄想。死ぬまで自分の馬鹿げた妄想に苦しめらていてほしい。
「腕を羽ばたかせる練習をし続ければ、いつかは空を飛べる」みたいな幼稚さ。死ぬまでバタついててほしい。





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