クロフォードの立ち方

試合予想

2025.06.02

クロフォードのような姿勢は一流は当たり前ですが、日本人ボクサーでこれができるのは少数派です。

老人のように体が曲がっています。

赤ちゃんのようとも言える。

このブログや僕のYouTubeへ辿り着いたきっかけが、一流と普通のボクサーの立ち方の違いへの疑問だった方も多いのではないかと思います。

ショート動画で説明しているように、クロフォードのような立ち方は、それだけでディフェンスとして機能します。かなり距離が遠く感じます。やり辛い。

既述のように、この立ち方ができるボクサーは日本では希少で、故に遭遇したことのないボクサーが大半だと思います。

アマ全国大会レベルになってようやく現れてくる印象です。全国レベルで競ったことがあるボクサーなら、僕の言う事に共感してくれると思います。

サウスポーでクロフォードのようなスタンスは最悪です。

僕はカネロの技術的構成は、構えの左右の差を簡単に吸収できると考えてます。つまりカネロは左右差をを気にせず戦っているはず。しかし、それでも懐の深く連続性の高いサウスポーのララとトラウトには苦戦しました。

クロフォードからは彼らと同等のディフェンスの能力を感じます。向かい合った相手はかなり距離が遠いと感じるはず。

加えて一級のカウンターを得意とし、ポーター戦で見せたようにレスリングも強い。やり辛いことこの上ないと想像できます。

スーパーウェルター級なら、減量苦で後半は能力がガクッと落ちるカネロはクロフォードに負けると僕は予想ます。

減量から解放されたミドル級以降のカネロは別人のように疲れませんが。

希望込みでクロフォード。