ロシアンフックの打ち方 その三

技術
ゴロフキンのロングフック

ナックル

今回はロシアンスタイルの打法について僕が観察できる規則性をお話します。

ナックル。

下の画像の当たりを叩きつけるようにするとそのコツを掴みやすいと思います。

ジャブと同じ程度の射程のロングフックで側頭部(=三半規管)を狙うのなら、そうする必要があります。

 

二軸

ロングフックは二軸でなければ打てません。

二軸は下に示したように、体の外側(肩甲骨平面)が射程になります。

一軸ではロングフックは打てません。

ゴロフキンと肩甲骨ロックと肩甲骨平面と大腰筋と二軸
ゴロフキンの強さの原理

肩甲骨ロック

また、前鋸筋小胸筋による強い肩甲骨ロックができない場合もロシアンスタイルではできません。引っ張り打法になり、胸筋群に弾性エネルギーを貯蔵できないので力が出せない上に無駄な動作が増えます。

まずはは肩甲骨をロックしてラリアットから始めてください。その時に頭や体幹がグラグラ揺れないように注意してください。手打ちです。

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この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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