みぞおちを潰すディフェンスとオフェンスその二

トレーニング運動理論

みぞおちを潰す

みぞおちを潰したディフェンスとオフェンス
カネロのブロッキング
肩甲骨ロック反射ディフェンス
理論的な。

みぞおちを潰すと胸椎が後弯します。すると、それに連動して肩甲骨が外転前傾します。すなわち硬いガードができます。前鋸筋小胸筋が利くと物理的に硬くなります。

カネロは頚椎を前傾させて首をすくめるような姿勢(=胸椎後弯)を作ります。鉄壁ガードの因果関係だと考えます。

首をすくめた場合は脊椎ののS時の湾曲が強調されます。胸椎押された肩甲骨は鎖骨を押し、鎖骨は胸鎖関節で回転します。すなわち肩甲骨が体の側面へ押し出されます。

肩甲骨が体の側面へ押し出されると、背中に巻き付いていた肩甲骨が体の側面へ押し出され、前鋸筋の収縮方向が一致し、その合力が高まります。

脊椎をS字に湾曲させる(≒みぞおちを潰す頚椎前傾≒甲骨ロック)ことが、相手のパンチ跳ね返し、パンチの勢いを高める理由だと考えます。

以上が妥当な推理なら、脊椎が腕期のしないならガードもパンチもまともにできないと言い換えられます。

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Die Hard – ダイ・ハード
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第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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