マイク・タイソンのアッパーカット
ディフェンス
大腰筋の収縮による脊椎側屈回旋ポジションに解釈を与えます。
ディフェンス。
頭を相手のハンチから遠ざける。
上に表示した赤い部分で打撃した場合、体幹と腕の運動量の効率的な交換(ムチの加速)と肩甲骨平面内での加速が起こるので腕のスイングの加速力が増すと考えられます。
マイク・タイソンがアッパーカットを放つ直前のポジションは、相手の右の二軸射程の左側に、かつ左のそれの下側に位置しています。至近距離にいながらも相手の射程外に位置しているわけです。
従って、相手は無意識に「パンチが打てない」と判断してしまい、本能的に動きを止めて守りを固めてしまうのです。
その一瞬の躊躇いが、タイソンにアッパーカットを強振できる時間を与えていると考えます。
ゴロフキンと肩甲骨ロックと肩甲骨平面と大腰筋と二軸
ゴロフキンの強さの原理
二軸と肩甲骨ロックと肩甲骨平面と大腰筋
GGGの動画の解説。 肩甲骨平面は、「両肩を結ぶ直線よりも下にある」と考えたほうが、腕は強くをスイングされると思います。 肩甲骨平面上を強く腕が加速していく理由は、肩甲骨には上方回旋回旋への可動性がほとんどないからだと考えています。 前鋸筋...
二軸打法と肩甲骨平面
以下の記事の続き。長濱説によればゼロポジションは一般的に受け入れられている肩関節の外転位130°ではなく。肩甲骨平面の上辺(じょうへん)になります。その位置で腕を振るとゼロポジションの説明と整合性がとれ、腕への負担が小さく、また腕の推進力を...
オフェンス
大腰筋による脊椎側屈回旋が起こり、上半身が股関節へ引きつけられているのが分かります。
重心が股関節から抜けないので、すなわち腕を推進する反力が骨格を伝い床で即座に跳ね返るので、強くパンチが打てます。
大腰筋の強さは、硬いゴムボールと柔らかいゴムボールの違いを、また棒で抽象したようなバランスの違いを生み出していると考えられます。バランスの違いは姿勢反射の差を生み出し、それは運動に動員できる筋肉の総量の差を生み出すと考えられます。
足場が悪い場所では反射的に姿勢の制御に筋力が動員され、敏捷性や力強さが発揮できないようなこと。
例えば、綱の上ではバランスを保つのに手が追われてパンチは打てません。また、走行中に転倒しそうになると転倒防止の防衛本能により走行速度は低下させられす。
タイソンの胴体の太さと手の甲が前を向く歩き方から、大腰筋(≒腸腰筋)の大きさがなんとなく推測できます。
ゴロフキンと肩甲骨ロックと肩甲骨平面と大腰筋と二軸
ゴロフキンの強さの原理
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【姿勢反射】自動システムによる重力、慣性力の利用と末端の加速【サイレントピリオド】
インスタに載せましたが、この動画の詳細をまとめていきます。自動システムによる姿勢制御とサイレントピリオド。無心により起動される運動における合理的なシステムがあることを解説していきます。股関節への乗れること、身体外部のエネルギーの利用の重要性...
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