ボディーブローとコンビネーション

技術
トーマス・ハーンズのボディーブロー
ウィルフレド・ゴメスのボディーブロー
コンスタンチン・チューのボディーフック

1.右のパンチで左の脇腹が収縮
2.1により左のハムケツへエネルギーが移動&左フックアッパーの角度が作られる

以上が、自然なボディーブロー(≒コンビネーション)を導出する論理だと推理しています。

これが妥当であると仮定するなら、大腰筋の筋力は「コンビネーション」という現象を説明するる大きな役割を果たしています。

大腰筋が強く収縮しないならコンビネーションにはなりません。そもそも論として、左右のアッパーカットとフックが打てません。従ってボディーブローは打てません。

コンビネーションという現象が起こりません。

太い大腰筋は、アスリートの外見の特徴を説明していると考えられます。

ディフェンスやカウンターについてでも話したように、以上の論理的な構造が身体能力、ひいては技術を規定しているのでは、と推理しています。つまり、基礎的な筋力がない場合は、いくら真似が上手くても似て非なるもの。

以上を大前提として。

ボディーブローやアッパーカットのコツは、大腰筋を収縮させてアンダースローのイメージです。ボーリング。水切り。腕のスナップを利かせて。

頭を前へ突っ込まないように。8割はそうなりるので注意が必要です。

ショルダーロールカウンター
アッパーカットの要点 アッパーカットの練習。 相手のパンチをショルダーロールしてアッパーカット。 1.脇腹を潰したまま(大腰筋収縮位)でパンチ 2.股関節ロック 要点はこんな感じ。 注意点は1。体を起こす(≒大腰筋収縮を解く)とアッパーカッ...
メイウェザーの左フックカウンター
上のメイウェザーの左フックは「大腰筋によるパンチの距離と角度の創造」と抽象できます。 この視点であれば下の動画の場面も同じパンチだと認識できます。 ポイントは、「体を起こさずに左の脇腹を収縮させたままで殴る」こと。 大腰筋が弱い場合はパンチ...
大腰筋カウンターと自己強化の起点と個性
大腰筋の収縮によるヘッドスリップ。 因果関係としては、 頭の運動→胸椎の側屈回旋 と予想します。 胸椎の側屈回旋→頭の運動 ではないということ。 頭の運動に連動して起こっている、と考えたほうが一般的な運動の感覚と整合するからです。 世界レベ...
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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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