美しいアッパーカット

技術運動理論選手分析
リカルド・ロペスの左アッパーカット
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アッパーカットのコツ
ディフェンスとアッパーカット

僕が大腰筋の重要性を感じ始めたのは、パラエストラ天満やパーソナルでアッパーカットが打てないボクサーが8割ほどであることを認識し始めてから。
すなわち大腰筋を収縮させられる人は、非常に少ないのだと推理するようになってから。

この認識は、日本のボクサーはアッパーカットやヘッドムーブメントが苦手である一方で、デービスやタイソンなどのずば抜けた身体能力を持つボクサーはそれらが得意であることを連鎖的に認識させました。ここには何らかの相関があると感じました。

それは大腰筋との因果関係による説明と整合すると結論しました。

この視点を手に入れてからは、ボクシング空間の視界はそれまでより遥かに開けました。

大腰筋の収縮に伴う胸椎の側屈回旋は肩甲骨平面内での二軸推進を説明してくれるからです。

さらに、それは股関節ロック、すなわち股関節の内旋内転ロックも説明します。

大腰筋は骨盤の前傾も引き起こします。やはり、当初の予想通り、ここが競技力の自己強化循環の起点ではないかと。

そんな推理が自動的に起こります。

比較によって認識が起こり、それが新たな可能性を認識させました。

比較と価値の認識
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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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