小胸筋による肩甲骨前傾

運動理論

長岡の構えがフォアマンやジョーンズのようにならないこと、パンチの動作で僧帽筋の緊張が起こり肩が持ち上がる、また拳の軌道が広がりすぎていることなどを勘案して小胸筋の不活性と結論し三日間程徹底してゴムチューブやゴムバンドを使い小胸筋のエクササイズをやらせました。

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結果、劇的な効果が現れました。
小胸筋が利いていている場合、胸で胸を寄せる(腕ではない)ような姿勢になります。
ちょうどジョーンズやフォアマンの腕の形。

クロスアームガードの気持ちが分かるはず。

小胸筋が肩甲骨を前傾させて腕を下方向へ抑えつけていられず、上腕三頭筋の筋力が弱まり、結果的に僧帽筋で肩を持ち上げ無理やり三頭筋の張力を高める代償動作が起こっていのではないかと。肩周りは小さな筋肉が多い上に軌道が膨らむと肘に負担がかかります。
腕をスイングするスポーツの怪我の大半の原因ではないかと推察しています。

長岡には小胸筋の肩甲骨前傾が大切な役割をになっていることについては話していました。
しかし、過小評価していた。恐らくは小胸筋の機能を感じられないことが原因です。それが機能していなから、その大切さが理解できない。

小胸筋が肩甲骨を前傾させ床方向へ押し付けるから力が床と骨格を循環します。
自己強化循環です。

パンチのスイングは下へ下へと力がかかります。大半のボクサーは上へ上へになっています。

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元々小胸筋が弱いとか、小胸筋の作用を理解していない場合は、小胸筋の運動の代償が起こり懸垂もディップスも効果はかなり薄いのかもしれません。長岡を観察していると高確率でそうだと感じています。弱くなる自己強化循環です。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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