結局のところ

戦略選手分析

井上対フルトン、クロフォード対スペンスを見て感じたこと。やっぱり動物界最強の戦略はクイックネスなんじゃない?

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クイックネスを高めろ

井上対フルトン

下から上げてきた選手が勝っているのはクイックネス。
フルトンもクイックですが、モンスターはそれを上回りました。いつ襲われるか分からない、今まで体験したことのない緊張感にフルトンは後半戦でミスをしました。
前半は特にクイックなモンスター相手に休む暇がなかった為に後半はガス欠したように見えました。

心身の集中力を欠いたところで伏線回収。
モンスターは一瞬の隙を逃さず止めを刺しました。まるで猫化の狩りのような素早さと集中力。

クロフォード対スペンス

体格、パワーに勝るスペンスを一方的に殴り続けました。
現役最高のカウンターを実現しているのは、やはりクイックネス。それは身体だけでなく心のも含みます。

反射的に身体が衝撃に備えるより速く衝撃を与えるからなのか、クロフォードの攻撃は見た目以上のダメージを与えているように見えます。簡単そうに相手を転がします。最激戦ウェルターをの三団体統一、全勝の元オリンピアン。これ以上ない肩書の選手を圧倒。

特にクロフォードがスペンスより優れていたのは、クイックネスに見えました。特に心の。
クイックネスでクロフォードより優れているウェルター級は見当たりません。
肉体的なクイックネスならいるように見えますが、心のクイックネスで右に出るものはないでしょうね。

反発ドリルはクイックネスを高めるトレーニングです。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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