拳の握り方　その2

左のように親指と人差し指、中指で拳は握るという記事をしました。

こうやって握ることで自然とロシアンスタイルでフックを打ち、ゲンコツを当てることができます。

逆に小指と薬指で握るとチョップのようなフックになります。

上のように握るのは頑丈な構造である橈骨でパンチの衝撃を受け止める為です。

小指と薬指で握り尺骨で受け止めるとことになり、手首がぐらついて衝撃が逃げます。

また、この握り方をすると拳の頭は左のように上を向きます。

水平になるのが正しいとほぼ100％の方が誤解されるので注意してください。

長濱拳法では左のように拳を当てます。
親指人差し指、中指で握ろうとすると自然と拳の頭が上がるはずです。

また主観的には拳の面で当てるようにすると客観的にはゲンコツが強く当たります。

言葉だけだと伝わらないことが多いので、気になる方はパーソナルトレーニングを受講してください。

とても簡単にこの形の合理性を感じて頂けると思います。

小指、薬指で握るとこんな風に肘が下がるようにして当たります。

肘の腱を通して力が伝わるような形になって肘や背中のインナーマッスルの怪我に繋がると思います。

一方で親指、人差し指、中指で握るとGGGのようなフォームとなり、構造的に力が骨格を伝います。