サルバドル・サンチェスの異様さ

選手分析

美しいカウンターパンチャーを目指してTwitterのボクシングファンに参考になる選手を募集しました。
皆さん親切で知らない選手ばかり。Twitterに寄せられた返信に沢山のカウンターパンチャーがいます。
カウンターパンチャー贔屓の方はご覧ください。

特に印象に残ったのはサルバドル・サンチェスと勇利アルバチャコフ。
今回はサルバドル・サンチェスの画面越しに伝わるヤバさについて。

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サルバドル・サンチェスの凝視

医師を目指していたサンチェスはその資金源としてプロボクシングを選んだとのこと。
医師→ボクシングチャンピオン????????
ゴールへのアプローチがヤバい奴のそれ。
どんな論理の飛躍だよ。ただ結果を出していることから分かる通り、彼には今の僕には見えない強固な論理が見えていました。
これは織田信長とか豊臣秀吉とか乱世で大活躍する偉人の発想のスケールですよね。
不謹慎かもしれませんが、この系統の偉人は寿命が短いと相場が決まっているのも面白い。

サルバドル・サンチェスSalvador Sánchez1959年1月26日 – 1982年8月12日)は、メキシコプロボクサーサンティアゴ・ティアンゲステンコ出身。1970年代中盤から1980年代初頭にかけて活躍した選手。元WBC世界フェザー級王者。世界王者のまま交通事故死した。

Wikipedia

サンチェスは僕が求める「凝視」のいくつかある到達点の一つ。
画面越しでもヒシヒシと意志の強さを感じる異様さです。
相手の連打に一切動揺せずナチュラルにカウンターを合わせていく離れ業。
その瞬間のサンチェスの表情を見て下さい。
まるで遠隔に操縦者がいるロボットのような静けさで、眼光は敵を貫いています。

達観しているというか、意識と肉体が切り離されているような印象を受けます。
「ビデオゲームで無茶苦茶やっている」と表現すると分かりやすいかも。
肉体はあくまでも目的を遂行するための道具。道具への未練は一切なし。

もう一つの「凝視」は猛獣GGG。

画像

まずは髪型から真似します。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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