凝視により起こること

よもやま話

以下のディフェンスの動画でちょっと説得力増したかなって思います。
コメントでスティーブンソンのようだって言われて嬉しいですね。
凝視による没頭状態を作れる選手の動きって類似してて、メイウェザーとかスティーブンソン、エニス、カネロなどはそれが強く表れています。

凝視すると前方以外の視野はややぼやけます。
実際にはぼやけてないような気もします。ただ意識がそこへ向かないからぼやけた感じがするだけかもしれません。
とにかく視野が大きく変わります。

同時に感覚の認知が体の外側(側後頭部)へ広がるような感じします。
このお医者さんの体験と似てます。
「体の境界が曖昧に…」って部分。

左脳の機能を失ったテイラー女史は、自分の体の境界が曖昧になっていき、周囲のエネルギーと一体化するのを感じ

テイラー女史ほどではないとおもいますが、僕が体として知覚している空間が広がる感じはあります。
多分、ホルモンか何かの影響で感覚器官の感度が上がって、環境の空間認知とか空気に敏感に反応するようになるからだと思います。

動物が闘争、逃走をするときって立体的に空間と空気を感知しなきゃならんじゃないですか。
凝視によって起こるのは人が動物だった時の名残だと思います。
動物の狩りの時の表情ってまさに凝視って感じ。だから凝視は人の動物的な能力を引き出すのじゃないかと考えています。

オフェンスでは強力な予測が働きます。
ただそれは意識的な言語による予測ではなく、感覚的な予測ですね。まさに勝手に身体が動く感じで。
パンチがホーミング誘導され、コンビネーションが自動的に選択されます。
嘘だと思うでしょ?本当なんですよ。

ディフェンスでは相手の作るレンジが見えるわけではないんだけど感じとれるようになって、そこに触れるとザワザワって不快感を覚えます。
そのレンジは円ではなく、楕円な感じがするんですよね。
パンチが楕円軌道だからかもしれません。

僕が顔を隠すって表現してるのはこの楕円っぽい空間から隠れるってことで、これは楕円形の空間を感じ取れることが前提となります。
避けるではないんですよね。感覚として隠れるなんです。

「また、おかしなことを」って思うかもしれませんが、本当なんです。
相手と正対した時に危ない角度、位置に近づくと体がピリピリ、ザワザワしてきます。
カネロとかメイウェザーの試合を見ていると共感ていうんですかね、何か彼らの感覚の声を感じるんですよ。

とにかく、自動制御される錯覚が起こります。
僕の「顕在意識」はそれを傍観しているというか。

凝視によって身体の中で起こってること誰か俺の体使って研究してくれないかな。

以下は関連したよもやま話です。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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