この世界が夢ならどうする?

よもやま話
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「胡蝶の夢」ってご存知ですか?
中国の戦国時代の思想家、荘子の説話です。

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この世は仮想現実

夢の中で胡蝶(蝶のこと)としてひらひらと飛んでいた所、目が覚めたが、はたして自分は蝶になった夢をみていたのか、それとも実は夢でみた蝶こそが本来の自分であって今の自分は蝶が見ている夢なのか、という説話である。

Wikipedia

様々な解釈があるとは思いますが、そのうちの長濱説をお話します。

要約すると「人が胡蝶になった夢を見ていたのか、それとも胡蝶が今人になった夢を見ているのか。この世界ではそれを区別することができないじゃないか」と荘子は言っているのです。

夢ってそうですよね。
夢から覚めるまで夢を見ている自覚は持てません。
そして夢の中で奇妙なことが起こっていても、それを奇妙だと感じるのは夢から覚めてからです。
つまり、今のこの現実だと思っている世界が夢であったとして、それに気が付くことができないんです。奇妙な夢であったとしても。
荘子はそう言っています(長濱説)。

今、この記事を読んでいるあなたの現実が本当の現実である証拠はこの世界では探すことができません。
誰も今この瞬間に夢を見ている可能性を否定はできないでしょう。

夢と現実の境界線って曖昧なんだなって僕は思いました。
「今の悩みも葛藤も嘘かもしれないのか。いちいち落ち込むのもバカバカしいな」って。
突然夢から覚めて「謎の葛藤を抱える意味わからん夢だった」って思うかもしれないわけですよ。
宇宙の大きさを想像すると自分自身の悩みが小さすぎて消えてしまう錯覚と似ているかも。

「ああ夢だったかー、好き放題やって楽しかったなーもっと見ていたかったー」で目覚めたいなって僕は思います。
嘘の世界でくよくよ悩んでも仕方がない、夢のストーリーの続きを見ようぜ、その為に行動しようぜって世界観ですね。

ところで僕が胡蝶の夢のを知ったきっかけはパプリカ、Ghost In The Shellというアニメ。
直接的か間接的かどちらも荘子の説話の影響を受けています。
パプリカに関しては事あるごとに「蝶」の演出が行われますので、直接的な影響を感じさせます。

人を選ぶ作品だとは思いますが、僕の胸には深く突き刺さりその後の人生を変えたと言っても過言ではありません。
記事の最後にリンクを貼っておくので、興味がある方はぜひ見てみてください。
僕が上記の作品を好んだのは元々コンピューターが好きで、人工知能や仮想現実に関する、答えの出ない哲学的な議論が好きだったからかもしれせん。
Ghost In The Shellは終始暗め、パプリカは独特な雰囲気がありアクションが好きな方には多分合いませんので悪しからず。

僕はAmazonプライムの月額会員ですが、一応Ghost In The Shellパプリカは見れます。
ネットフリックスの方が充実しているので、契約するならそっちがおすすめです。

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