日常の延長線上に試合がある 自分のペースで生きろ

メンタル

二熊の試合で僕が感じたことを率直に話していきます。

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自分のペースで戦うための心理戦

二熊は心理戦で負けて相手にペースを奪われてしまった。
パンチは当てていたし、フックで相手をよろめかせたのに何故か弱気になった。
それは心理戦に負けたから。

ボクシングは自分の押し付け合いです。
どうやって自分を相手に押し付けるか。
相手が押し付けてくる要求を全て跳ね返して、こちらの要求を押し付ける。

つまり心理戦なんです。
相手はこちらの自信を奪おうとしてきます。
表情、態度、ジェスチャー、呼吸。
それらが一体となり雰囲気を作ります。

強い選手は何となく感じ取れます。
ただ世間話をしているだけで、ペースを奪おうとしてきます。
落ち着いた胸に響かせるような低い声、目の奥を覗き込むような眼光。

もし、ペースを奪われると何故か自然と声が上ずり、相手の機嫌を窺い媚びるような話し方へ変化していきます。
気がつけば相手の雰囲気に飲み込まれてペースを奪われます。
上下関係を無意識下に刷り込まれ、逆らうことができなくなります。
経験はありませんか?
日常的に経験があるなら要注意。
オスのペース争いに負ける癖がついています。

このオス同士のペース争いに負けるような日常を繰り返していると、試合では勝てません。
相手がペースを奪おうとしてきたときに、それに気がつかず相手の気迫に飲み込まれてしまって、簡単に主導権を明け渡してしまうからです。

ボクシングをしていると「来るな」という雰囲気を感じることが多々あります。
相手の雰囲気が一瞬にして変化します。
スパーリング、試合を通して井上岳士選手の雰囲気が一変するのが最も分かりやすかったですね。
空気が一瞬で重苦しくなりました。

おそらく表情、態度で相手が威圧してきた瞬間、その微妙な変化を本能のセンサーが感じ取って、「警戒しろ」と頭の中に警報を鳴らすんだと思います。
それが空気が変わったという錯覚です

でもこれは雰囲気が変わっただけです。
井上選手の心と僕の心以外には何も変わっていません。
観客含め第三者には分からない程度の些細な変化です。
当事者にしかわからない変化、つまり心理戦でしかないんです。

この心理戦、重苦しい雰囲気に負けてしまうと絶対に勝てません。
逆にこの重苦しい雰囲気に相手を沈めてしまえば勝てます。

最低でもこの心理戦が存在していることを認識しなければ勝てません。
試合やスパーリングで何故か弱気になっていると感じることはありませんか?
それは相手に飲まれているからです。

相手の雰囲気に飲まれるとパンチを当てているのに前向きになれません。
むしろ当てているのに弱気になるというあべこべなことが、本当に起こります。

勝負に勝つためには自分のペースで生きるように心がけなければなりません。日常が試合を作ります。
相手が会話でペースを奪おうとしていることを敏感に感じ取って、それを跳ね返し逆にこちらのペースに引きずりこむ能力を磨く必要があります。

猫のように生きなければならない。

ちなみに僕は練習中に話しかけられる程度の気迫では勝てないと考えて練習していました。
練習中は会長ですら話しかけるのを躊躇するほどの気迫です。

僕は指導者ですが、選手たちに学んでほしいという思いを込めて、現役時代の練習の気迫を思い出すことにしました。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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