仙骨の構造と足の土踏まず構造

よもやま話
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You Tubeで「仙骨の役割について考察してほしい」と質問を頂きました。

(仙骨なんて考えたことねぇって…!!!)

慌て…、じゃなくて興味深い内容なので考察してみました。

これは長濱説です。

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仙骨と土踏まず

仙骨の構造

使いまわしの画像なので、赤丸は無視してください。

仙骨は骨盤を形成し背骨と左右の寛骨を繋ぐ構造をしています。

寛骨と仙骨を繋ぐ仙腸関節は動きます。
3m~5mです。

左右合わせても最大1cmですね。
小さい。

ただ仙骨から下の質量が動くこと、またテコの腕が長く仙腸関節の動きが末端で増大されることを考えると無視できそうでできないかもしれません。

仙骨の重み(オレンジ)が寛骨に荷重されると、仙骨の端から寛骨に力(黄色小)がかかります。
するとそれが寛骨の上端を内側に巻き込む回転力(白)に変換されます。

寛骨に発生した回転力は骨盤下部の恥骨を外側に広げようとする(股関節を広げようとする)回転力(茶色小)でもあります。

また寛骨に発生した回転力は股関節を通して大腿骨を外側へ広げる回転力(茶色大)に変換されます。

つまり、この構造から分かることは人間の骨格は体重を地面反力により真下から支えてるのではなく、地面との足の側部に発生する摩擦力も利用して安定させているということです。
合理的な構造だと思います。

上記の股関節の回転力を簡略化しました。
茶色が仙骨の回転力に起因した股関節を外に広げようとする回転力です。

黄色は足と地面の接触面に働く摩擦力です。

目には見えませんが直立するとこんな力が働いています。

前から押されるよりも、横から押された方が安定しているのは寛骨と足の裏の構造に由来しているのかもしれません。

足の構造

足の裏って土踏まずがあって外側で体重を支える構造をしていますよね。

これって恐らくは仙骨の構造も関係していると思うんです。

既述のように体重と寛骨の回転力により摩擦力を発生させ、真っすぐではなくやや斜めの力で骨格を支えている。

土踏まずがあるのも納得できます。

そう考えると、スタンスを広げるとバランスが安定するのは、テコの腕が伸びることにより寛骨の回転力が強くなり、それに伴い足の裏の摩擦力が強くなることも多少関係していると思います。

実際に足を広げてみると足の裏の摩擦が強くなるのが分かります。

骨盤前傾

骨盤が前提するとテコの腕が伸びて仙骨から骨盤に加えられる力が大きくなり、多少踏ん張りは強まるかもなとも思いました。

仙骨と武術

仙骨と武術の関連本がたくさんありました。
仙骨の可動性の低さから考えるに、ここを動かすというよりはここから始まる骨盤の前傾と背骨の湾曲が大切なんじゃないかなーと、骨盤が前傾していると仙骨の辺りに体重を感じます。

骨盤前傾は推進力と背骨のたわみを大きくして背骨をしならせ肩甲骨を股関節の動きと連動させます。

昔のひとはそれが言いたいのかなーと思ってしまいました。

まとめ

骨格を安定させる関節なので動かないのも動きすぎるのも悪いように思います。
また、仙骨を意識するよりは単純に骨盤の前傾を作るか股関節を活性化するのが効率が高い気がしました。

短い時間の考察なのでこの程度ですが、仙骨は身体の中心で色んな筋肉が付着しています。

もう少し考えを深めてもっと理解できたらここでご報告します。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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