股関節軸と中心軸について

よもやま話
よもやま話運動理論

別に記事にしていますが、身体重心の話に脱線したりとごちゃごちゃして分かりにくい内容になっていたので少し修正します。

運動は「投げる」「跳ぶ」「走る」全て関節の回転運動です。
回転運動なので軸が必ずあります。
陸上にも1軸とか2軸の考え方はありますし、ゴルフにもあります。
今回の記事は身体の軸感覚を左右の股関節にするのが合理的だよって話です。

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骨盤の移動と股関節軸

股関節軸とはこの丸で囲った部分で身体を回転させることを意味します。

話をシンプルにするために強いパンチを打つ場合に限定します。
強いパンチを打つには

『股関節の伸展で”どれだけ骨盤を大きく、強く回転させられるか“』

が一つ大切になってきます。

以下の中心軸と股関節軸の模式図からも中心軸より股関節軸が骨盤を前方へ大きく回せることが分かると思います。
オレンジの点が軸です。
中心軸と股関節軸では骨盤の回転半径が倍ほど違います。
股関節軸の方が前方へ大きく骨盤を回すことができます。

注意が必要なところがあります。
これは体重の移動が大きければいいという話ではないということです。
前後の大きな体重移動を意識しすぎると、パンチを打ちながら上半身を不自然に前傾させる動作をやってしまいます。
ボクシングだと危険であまり意味がないので注意してください。
大切なのは骨盤が大きく回ることです。

射程

股関節軸では中心軸よりも回転半径が大きくなるとお話ししました。
回転半径が伸びるので、当然パンチの射程も伸びます。
長いパンチを打とうとすると上半身を前傾させがちですが、既述のとおりとても危険な動作になります。

長いパンチ(ロングフックなど)が苦手、届かないという方は中心軸でパンチを打っているかもしれません。
股関節軸でパンチを打ってみてください。

ディフェンス

ヘッドムーブメントなどの股関節軸については別の機会に取り上げますが、パンチを打つ場合のディフェンスに限って今回はお話しします。

中心軸でパンチを打とうとすると頭の位置が変わりません。
背骨が軸で回転の中心になるので当たり前といえば当たり前のことですね。
ただ、ボクシングではその場合相打ちの可能性があり危険です。
パンチを打ちながら頭の位置がずれる必要があります。

意識して頭をずらそうとすると変に首を傾げるような姿勢になり、バランスが崩れてしまうのでバランスを保つために全身の筋力が低下し大きな力が出せません。

股関節軸なら自然と顔の位置をずらすことができます。

やり方

どうやれば股関節軸になるかです。
具体的なやり方は文章で伝えることが難しいですが、一言で説明します。
「軸足の踵側に乗れ」です。

パンチを打ちながら軸足の踵を浮かす方(母指球荷重)がとても多いのです。
これに気をつけてください。

右脚で地面を蹴る→左脚に体重を移動→軸足のとなる左足の踵をつけ体重を踵側に乗せる。

そうすると自然と軸脚が「つっかえ棒」のようになり骨格で身体の勢いを止めることができます。
つっかえ棒にする重要性に関しては以下の記事をご覧ください。

まとめ

特にまとめることはありませんが、軸足の母指球荷重をする方がとても多いので気をつけてください。
自然に膝が曲がり骨盤が後傾します。
またバランスが悪いので人間の防衛本能が働いてしまい全身の筋力が低下します。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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