東日本決勝
次がアルティン・ペパ選手。
この日の試合のパンフレットか何かに選手のプロフィールが乗っていたんですよ。
好きな選手とかスタイルとかが記載されていて、「ボクシングを始めた理由」って項目があったんです。
長濱陸
ボクシングを始めた理由:ダイエット
アルティン・ぺパ
ボクシングを始めた理由:母国アルバニアは治安が悪く、身を守りたかった。
『あぁ…モチベーションがおかしい。やばい奴だ』
こう思いました。
片や命を守るためにボクシングを始めた。
片や痩せるためにダイエットで始めた。
あまりに差がありすぎます。
恐怖通り越して笑いました。
ぺパ選手もフィリーシェルスタイルでしたが変則的な渡邊選手より標準的でした。
渡邊選手のスタイルを経験したのと疲労困憊したトラウマを活かして上手く戦えたと思います。
少しでも息が上がると、渡邊戦がフラッシュバックするので。
ジャブが強かったのを覚えています。
全日本決勝
決勝はロックハート・ブランドン・シェーン選手が相手でした。
僕の戦績が2勝1分だったのに対してロックハート選手は6勝5KO3敗で僕の3倍のキャリアがあったんですよ。
『いや、新人じゃねぇじゃん。卑怯じゃん』
ずっと思ってました。
で、youtubeの試合見るとムキムキで動きもキレキレなんですよ。
絶対に、絶対にパンチはもらいたくないので「塩漬けにしてやるわ」と決意しました。
危険な距離を避けてひたすらボディーを狙い。
後半はボディーでロックハート選手が失速。
計画通り判定勝ちできました。
この試合では一発しかもらいませんでしたが、そのパンチがかなり強かったのを覚えています。
試合が終わった後で眩暈に襲われました。
その後


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