中谷潤人 vs. ジーメル・マグラモ あまり知られていない世界タイトルマッチ

試合予想
試合予想 選手分析

意外と知られていない試合です。
この試合は後楽園ホールで”無観客”で行われるみたいです。
世界タイトルマッチを無観客で行うというこの試みはボクシング業界にかかわる者として注目しています。

ボクシングビジネスを成立させるために

横浜光ジムが新しい試みをしています。
最初は上手くいかないことばかり、手探りで犠牲も必要ですが頑張ってほしいと思います。

投げ銭やグッズ販売を収入元として見込んでいてファンの善意によって成り立つシステムなので長続きするのか、上手くいくかには賛否あると思いますが行動することが大切ですね。
このままだとボクシングはジリ貧なので。

話を戻します。
中谷選手は何度か一緒に練習をしたことがあるので少しだけ人柄を知っています。
新人王も階級は違うものの同じ年に獲得しています。

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中谷潤人

ヤフーの記事によると弟と経営していた飲食店『とん丸』がコロナの影響により閉店してしまったそうです。
苦境にもめげず必ず世界を獲ってほしいと思います。

世界戦流れた中谷潤人「本職で恩返し」飲食店を閉店 - ボクシング : 日刊スポーツ
ボクシングWBO世界フライ級3位中谷潤人(22=M・T)が16日、オーナーの神奈川・相模原市内にある飲食店「とん丸」を閉店すると明かした。4月から営業自粛して… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

戦績を載せておきます。

人柄

野木トレーナーの元行われている階段トレーニング。
5年間参加している僕ですら慣れることはありません。
過言なく過酷なトレーニングです。

普通、一度目の参加者は潰れます。
着いてこれません。
最初から着いてこれた選手は中谷選手と僕と同じ角海老ジムの堤選手です。
最後に二人のTwitterを載せておきます。
フォローしてあげてください。

中谷選手も最初はギリギリといった感じでした。
でも2回、3回と回数を重ねるうちにどんどん先頭集団に近づき最後は先頭を競いました。
僕は先頭まで来るのに5年かかりました。
死に物狂いで練習しました。
中谷選手も同じだったと思います。
だからこそ着いてこれた。

ボクシングへ賭けている気持ちは生半可ではありません。
彼の走りを見れば分かります。
本気です。

中学卒業後、高校に進学せずに単身アメリカへ留学して元世界王者畑山隆則のトレーナーだったルディ・エルナンデスから指導を受けた[7]

引用:Wikipedia

とあることからも分かる通り中学生にして覚悟を決めてボクシングへ打ち込んでいるんです。
中学時代の僕はというと友達とスマッシュブラザーズ64で覇を競っていました。
隣町の学校にいる猛者と腕を競い無敵の称号を得たことを覚えています。
誰も使えなかったという超絶技巧を使うことができたからです。

おっと、自慢話はこの辺にしておきましょう(* ̄▽ ̄)フフフッ

中谷選手は本当に謙虚です。
でも謙虚さのそばには中学生の頃から育て上げてきた大きな『野心』が同居しているんです。
中学生で夢の為にアメリカへ留学したという事実からもその大きな野心が窺い知れます。

ファイトスタイル

身長171cm。
フライ級だとかなり背が高いと思います。
さらに足を使えるサウスポー。
サウスポーだけでも距離が遠く感じるので数字以上に懐の深い選手だと思われます。

今回は僕が会場で見た日本タイトルマッチ参考にしようと思います。

youtubeで検索すれば見られます。
少し画質が荒いですね。
『【日本で最も世界に近いボクサー】中谷潤人vs望月直樹 junto nakatani vs naoki mochizuki 日本フライ級王座決定戦』

戦い方は基本に忠実。
ジャブを突いて遠い間合いから踏み込んでパンチを打ち込みます。
ワンツーで終わらず3、4、5まで”普通”に打てます。
第一印象は『細いな、ラフな戦いはどうかな?』でした。

日本タイトルマッチを見てもらえば分かりますが、ラフな接近戦も問題ありません。
望月選手のしつこい攻撃にも冷静に対応していました。
荒っぽい攻め方の相手と一緒に雑になることはなく冷静さを崩さず、やることはしっかりやっていました。

プラス足も良く動きます。
足を止めた相手なら強いパンチを打つための動作を余裕を持ってできますが、動く的を攻撃しようとすると焦って手打ちになってしまいます。
中谷選手は良く動きます。
望月選手のしつこい攻撃にも背後に回り込んだりして対応していました。

スタミナもあります。
一緒に走ったので分かります。
12ラウンドでも問題ないはずです。

足があって最後まで激しく戦えるスタミナ、長身で長い距離が中谷選手の土俵ですが、中距離近距離でも打ち合うことのできるオールラウンダー。
間違いなくですね。

ジーメル・マグラモ

初めて知りました。
戦績を載せておきます。
身長は163ccmなので中谷選手になりアドバンテージあります。
フライ級の8cmは相当な差です。

サウスポーと戦っているこの試合を参考にします。

Giemel Magramo vs. Petchchohae Kokietgym | ESPN5 Boxing

序盤は前後に動きましたが少しづつ中間距離での打ち合いへシフト。
これしか見てないので分かりませんが、多分中間距離で打ち合う選手です。
パワーはKO率ほど感じませんが、コンビネーションはKO率に偽りありません。
打ち分けも強弱と緩急をつけるのがとても上手い。

足を止めたらやばいかも。

でも得意な距離が近くて中谷選手のリーチとフットワークなら、遠距離に釘付けできると思います。
ディフェンスはブロッキング主体なので普通にパンチを受けてくれます。
守りの固い選手ではありません。

予想

判定で中谷選手の勝利を予想します。
マグラモ選手をKOするのは正直難しそうに思います。
特に『中近距離での攻撃』が要注意で、試合前からKO狙いで戦うと墓穴を掘るイメージも湧いてしまいます。

でも徹底的にアウトサイドで戦えば問題無さそにも感じます。
この距離で戦えればチャンスもあると思います。

日本タイトルマッチで中谷選手望月選手のしつこい攻撃を経験したことが活きると思います。
あれくらい辛抱強く戦えるなら、中谷選手が勝つでしょう。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人
ストイック長濱

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
WBC世界同級34位
WBO-AP同級3位
角海老宝石ジム所属

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