力学

運動理論

【手打ち打法】慣性力による加速【引っ張り打法】

地球上には誰にでも平等に利用できる重力と慣性力が存在するとお話しましたが、その続きです。 上記のエネルギーを利用することは人間の運動における合理性であり、その証明としてそれらを利用するサイレントピリオドという筋弛緩の仕組みがあると解説してい...
運動理論

【手打ち打法】意識的な動作の害 重力と慣性力から【サイレントピリオド】

以前の記事の復習と補足をします。ウェイトトレとスポーツの違いから、人間の運動において重要なのは内部ではなく外部のエネルギーであると解説しました。 重力と慣性力を上手く利用する仕組みが人体には備わっています。それはサイレントピリオドと呼ばれま...
技術

投球動作の軸脚の違い

軸脚の重要性について話そうと思って投球動作を見ていたら面白い違いに気がつきました。野球に関しては素人なのですが、その違いについて考察していこうと思います。 ボクシングにも繋げます 体重移動で腕と胸を引っ張る ギューンと胸と腕を引っ張って加速...
技術

【カシメロ】破壊的なワンツーのメカニズムを解説【カネロ】

以下の記事でも簡単に解説していますが、以下の記事のメカニズムで打つワンツーについて解説します。 僕が打法を再現したインスタを載せます。説明欄で簡単なメカニズムの解説をしていますが、文章だけだと分かりくいのでブログで解説していきます。 この投...
技術

「股関節に乗る」を解説

現在僕が指導中の選手の理解を助けるために少しだけ難しい技術の話をしていきます。 僕が「股関節に乗る」と表現してる技術のことです。 股関節に乗る 以下のツイッターで少しだけ解説しています。 見た感じと俺の感覚を参考にすると頭と一緒にケツが落ち...
運動理論

【骨格】ゴロフキンの強さに迫る PART 4【制止】

前回からの続きです。骨盤前傾とそれに伴う「骨格立ち」と骨格の構造で立つことによる脱力、それに起因した身体背部の身体を推進し、且つ大きな筋力を発揮できる筋と質量の運動への動員がトップアスリートの動きを抽象化したものであると説明してきましたが、...
運動理論

【トップファイターは】ゲンナディ・ゴロフキンの強さに迫る PART 3【なぜ棒立ちになる?】

今回はゴロフキン選手のジャブを例として下半身の使い方を解説します。かなり前置きが長くなりますが、今回はジャブだけでなくボクシングや運動の本質的な部分を記述していこうと思います。 長くなってしまうので先に結論から言うとゴロフキン選手はハムスト...
技術

パンチを芯で受けない ディフェンスの原則

今回はディフェンスについてです。『あの選手はパンチを芯で受けない』ってよく言いいますけど、それがどうして効果的なのかってことはあまり言及されません。 あまりジムでは教えないけど大切なことについて、フロイド・メイウェザー選手やカネロ・アルバレ...
技術

強打の技術 『ブレーキ効果』

僕が『ブレーキ効果』と勝手に読んでいる現象があるんです。 名前を付けると物事を考える上で効率がいいんですよね。 ただ、僕がそう呼んでいるだけなので、今回の話はもしかしたらスポーツでは常識で他の呼び方があるかもしれません。 今回はボクシングに...