技術 背屈ロックハンズディフェンス 背屈ロックして手を伸ばせば腕は自動制御されます。恐らくは腕が体幹に接続され、力が伝達しやすいからです。 それができる場合はフォアマンやロイ・ジョーンズのような腕の動きになります。彼らの気持ちが分かると思います。 これに小胸筋と前鋸筋のトレー... 2025.03.12 技術
技術 手打ち打法 久しぶりに手打ちの話。 手打ち打法 「手打ち打法」は、伝統的な腰を回し、腕を体で引っ張って加速させる「引っ張り打法」と対比する為の名称です。 簡単に手打ちのメカニズムの仮説を説明します。 自動システム あなたは、食事中にお箸の動きを意識しな... 2025.01.11 技術運動理論
トレーニング みぞおちを潰すディフェンスとオフェンスその二 みぞおちを潰す みぞおちを潰すと胸椎が後弯します。すると、それに連動して肩甲骨が外転前傾します。すなわち硬いガードができます。前鋸筋小胸筋が利くと物理的に硬くなります。 カネロは頚椎を前傾させて首をすくめるような姿勢(=胸椎後弯)を作ります... 2025.01.04 トレーニング運動理論
技術 コンスタンチン・チューのボディーフックと前傾姿勢の文脈 チューの高純度の手打ちはかっこいいですよね。風車のような回転力に加えてカミソリの切れ味。一番好きかもしれない。 ボディーフックに限りませんが、所謂「ボディーブロー」のように、頭を相手の方へ突っ込ませると、相手と体が密着してしまい、パンチを加... 2024.11.02 技術運動理論選手分析
技術 リカルド・ロペス分析その七 ロペスのガード腕はスイングと同時にひねられます。 GGGとロイのガッツポーズは肩甲骨が外転しています。タイソンとロイは直立時に手の甲が前を向きます。 すなわち上腕が内旋しています。 この現象を起こしているのは前鋸筋小胸筋だと考えられます。四... 2024.10.02 技術運動理論選手分析
技術 投擲の延長にパンチ 今回はカウンターを起こす為に要求される条件の話をし、その練習をしました。 一つ目の前提である反発の強い姿勢を作ることでつまずいてこの日は練習が終わりました。 ただ、体を強く動かす原理についての理解は深めてもらえたかなと。 今日やったこと。 ... 2024.09.15 技術
運動理論 ドヘニーの骨格 久しぶりにボクシングの話します。 ドヘニーの骨格について。 才能を定義するなら、長濱説では一つの要素として骨格を挙げます。 あらゆる競技において普遍的に見られる傾向だからです。 その傾向の根本は、腸腰筋と前鋸筋小胸筋が作り出す骨格の構造。ハ... 2024.08.28 運動理論
トレーニング 裸拳トレ パラエストラ天満にて。 ゲンコツ≒人差し指の付け根 を当てる感覚を掴む為に裸拳でミット打ちを行いました。 殆どの人は人差し指の第二関節などゲンコツ以外が当たり、赤くなっていました。 グラブを装着すると言葉で指定しても中々伝わりません。裸拳で... 2024.07.28 トレーニング
運動理論 小胸筋ロック≒脇を締める 肩甲骨ロックの感覚を共有します。 今回は小胸筋に特化した感覚。 肩甲骨ロックと小胸筋 前鋸筋はスポーツでもよく聞きますが、小胸筋はあまり言及されません。 しかしながら僕の感覚としては前鋸筋と小胸筋は対で肩甲骨をロックしています。両方を鍛えな... 2024.07.10 運動理論
トレーニング 小胸筋と前鋸筋の役割 前鋸筋の収縮 どうして肩甲骨には前鋸筋と小胸筋があるのだろうと最近は疑問に感じています。付着の位置を見ると前鋸筋は肩甲骨の上方回旋、小胸筋は下方回旋を行います。肩甲骨を外転させる筋肉ですが、構造的に微妙に役割が異なります。もしもどちらかが不... 2024.06.30 トレーニング運動理論
技術 クリチコのワンツー 力学的な加速 パンチでは脇腹は潰れます。恐らくは大腰筋の収縮。 Dr.スティールハンマーのワンツーが分かりやすい。前へではなく横へ頭が振られていますよね。二軸の推進、かつ脊椎の側屈による軸足荷重は床反力を増大させ、ブレーキ効果を高め腕への運... 2024.05.26 技術
運動理論 ネリ戦の井上尚弥のカウンター左フック モンスターの左フックのカウンター。頻繁に見ますよね。股関節ロックと二軸の特徴が現れているなあと思っていたら、それらを繋げる論理を思いついたので共有します。 強靭な腸腰筋と内転筋群による股関節ロックが起こると、その拮抗筋である中臀筋と大殿筋、... 2024.05.10 運動理論