選手分析

テレンス・クロフォード vs. ケル・ブルック 解説

今回は試合の内容について僕の考察をお話していきます。 クロフォード選手とブルック選手のボクシングの特徴は以下で解説しています。 両選手ともにカウンターパンチャーです。第一ラウンドからお互いに警戒し合って、丁寧なジャブの差し合いから勝負がスタ...
よもやま話

好きなことに熱を上げる 論理性の第一歩

最近娘がごく簡単な好き嫌いを示すようになり始めました。生まれたばかりは何一つ知らなかったんです。自分の手の動かし方ですら知らないし、自分は何が好きかなんて当然分かりません。 僕は好き嫌いを持つことが人間の論理性、自我の第一歩だと思っています...
試合予想

東洋太平洋ウェルター級王者の俺が解説するぜ! テレンス・クロフォード vs. ケル・ブルック

クロフォード選手もブルック選手もどちらも好きな選手でしかも僕と同じ階級の選手なのでよく知って居ます。今週末に両選手が対決するんですよね。WOWOWで放送される試合なので、日本のファンも沢山見るんじゃないかと思います。というわけでこの試合につ...
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プライベート

ボクシングマガジン12月号に掲載!

僕のボクシングにおけるこだわりについて取材していただきました。 『相手のシステムを攻撃し、パニックを起こさせる』相手を騙す。その究極は”緩急” 言い回しなんかは僕の言葉通りで、例え方も全て話したそのままです。 2ページに渡って緩急に関する話...
よもやま話

【体幹】型にはまるな、はめられるな【操作】

最近子育てに忙しくて時間が取れません。時々更新するので、たまに見に来てください。 このブログの読者様はスーパーハードコアボクシングファンか、ボクシングを競技とてしてやっている方が大半だと思います。内容が濃すぎてハードコアファンや実際にボクシ...
よもやま話

失敗の原因は常に同じ/長所と短所のジレンマ

ボクシングに限らず人が失敗する時は毎回違う理由のように見えて、実は同じ理由からだと思います。例えばやらなければならないことを面倒くさがっていたり、危機管理能力の欠如であったり、集中力の欠如であったり、過信であったり。 二度あることは三度ある...
運動理論

【骨盤】ゲンナディ・ゴロフキンの強さに迫る PART6【肩甲骨】

これまで下半身の使い方に注目してきましたが、今度は上半身について見ていきます。と言っても掘り進めて行けば結局は下半身(股関節)の動きへと繋がっていくんですが。当たり前と言えば当たり前の話ですね。下半身と上半身は繋がっています。もっと言えば全...
選手分析

井上尚弥 vs. ジェイソン・モロニー

井上選手強かった。相手のモロニー選手もあの手この手で色んなことをやろうとしていたと感じました。 でも井上選手はナチュラルにというか普通に、何事もなかったかのような冷静さで対処していました。 今回は最後まで逃げず折れずに戦ったモロニー選手への...
初心者向け

【急がば】初心者がスポーツで意識すること【回れ】

今回は初心者向けのトレーニングの方法を紹介します。と言っても特殊なことはしません。普通にボクシングの練習をするだけです。 少しだけ違うのはゆっくり、そして大きな動作でボクシングをするってことです。以下はその理由を説明していきます。 人間には...
よもやま話

【血眼で】先入観に囚われるな!【才能を探せ】

今回も結論も改善案もないよもやま話でもさせてもらおうと思います。タイトルの通り、運動が苦手な人の共通点の一つに無意識の先入観があるんだと思うんです。それは例えば「身体能力は生まれつき」「パンチは腹筋で打つ」「反応速度は生まれつき」「ボクシン...
よもやま話

ケツで打とうとすればするほど、打てなくなるジレンマ

今回はまた取り留めのない話をさせてもらいます。ただ最後に僕が今考え始めていることもお話していきます。 タイトルの通り「ケツ(股関節)でパンチを打とうとすれば打てなくなる」です。 以下の記事でも紹介したように運動は無意識下でなければ上手くいき...
運動理論

【股関節】ゴロフキンの強さに迫る PART 5【立体的回転】

今回の記事はゴロフキン選手の右のパンチにおける股関節の使い方を見ていきます。結論から言えば基本姿勢(パワーポジション)では右股関節は『外旋位』。股関節の屈曲で力をタメて、内旋を伴いながら右股関節を伸展させ体幹を介して地面反力を前方へ変換して...