選手分析

ガードを無力化するGGGの立体的感覚

GGGのジャブを防げなかった場合の話、つまり序盤でプレッシャーをかけられないか手数が出せずにジャブで顔を跳ね上げられる展開が続いた場合。 立体的感覚 ロシアンスタイルと立体的感覚 以下の動画で分かる通り、GGGは立体的に相手を感じています。...
暇つぶしに見て

素人が数学に挑戦 自然数の定義

群の分野の続きです。 自然数 頭では群を抽象化し厳密に定義することの意味は理解できていますが、その威力を体感していないので、なんだか群の輪郭がぼやけています。というわけで簡単に群にはどんなものがあるのか見ていきます。 定義 群の定義を簡単に...
未分類

村田諒太 vs. GGGを楽しむために

もうすぐですね。メイウェザー天心よりはるかにファンは盛り上がってますね。世間的にはどうか分かりませんが。 GGGのスタイルを見て、どんな展開になるか、どんな展開なら勝てるのかを考察します。 ジャブが戦略の核 GGG戦略の中心にあるのはジャブ...
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よもやま話

右脳と主観的体験と直感と競技力

長濱説です。うんこタイムにどうぞ。 主観的体験と立体視 この話、本当に面白いんでぜひ読んでください。後述しますが、僕の脳内の仮想空間がきれいに整理されました。 8年間左脳が停止した女医の体験 右脳と主観的体験 上の記事を読んだときにハッとし...
戦略

危険を冒すことで凶悪化したドネアの戦略

戦術の相乗効果 ドネアファンはご存知と思いますが、ドネアはスタイル(戦略)を変えました。全盛期と言われた頃は足を使って敏捷に動き回ってカウンターを奪うロイジョーンズのような躍動感のあるスタイルだったので今のように打たれるってことはほとんどあ...
よもやま話

エリート中学生と危機感と格差社会

平仲ジムのスーパー中学生を紹介します。世界を支配しているエリートはこんなもんじゃないって考えると恐ろしい。エリートが庶民の価値感に理解を示さないのも納得です。 エリート中学生 こんなエリートを具現化したような子が沖縄にいるんです。どんなタイ...
技術

ハードパンチャーの手首の形は「ゲンコツ」 カネロとロシア式を参考に

ゲンコツパンチは二軸かつ前鋸筋が効きやすく、肩甲骨平面で拳を飛ばせます。肩甲骨で衝撃を支えられ、拳の硬い部分が当たるってことで貫通力が高く殺傷能力が高いのですが、反面軌道が大きくなりやすいので、もっと素早くできないかなあって改良を重ねていま...
よもやま話

やっぱりストーリーライターはいるんじゃん

木村ミノルが平仲ジムでボクシングK - 1のチャンピオンが平仲ジムへきます。 好きなバンド これが以前から僕がお話していた不思議な偶然ってやつです。これで終わらないのが面白いところ。不思議な渦が平仲ジムへ人を引き寄せています。 長岡、ヤザン...
運動理論

【二軸】『骨盤の斜め回転』と股関節に乗りたがる習性【手打ち】

インスタかツイッターでパンチの時に手打ちと脱力が上手くいっていると(力みなく自然に打てると)骨盤は床に対して斜めに回転するよって話しているんですが、それの補足をします。 平仲ジムでもパンチの時に骨盤は斜めに回転して水平回転はしないと教えてい...
よもやま話

世界観の違いが競技力を変える

ホモサピエンスって同じ世界観をみんなで共有できるようになったから他の人類との競争に勝つことができるようになったんだってこの本に書いてありました。 共通した架空の敵を作り上げたりルールを整備したり。宗教とか資本主義みたいな観念がその典型だと思...
暇つぶしに見て

素人が数学に挑戦 群

群論って抽象的な議論が展開される分野です。なんでそんなこと考えるの?って感じますが、超高度な抽象化が必要な状況があったのだろうと無理やり納得させて前へ進めていきます。 とりあえず群の定義から。 群 定義 群(グループ)は集合です。群という集...
技術

ボクシングのパラダイムシフト「二軸」

長岡とのミット打ちで感じた違和感。推論によってたどり着いた「二軸打者と一軸打者の世界観の違い」という仮説。この世界観の違いがボクシングシステムを根本から覆すだろうという予感。長岡のお陰でよりボクシングが鮮明になり、僕のボクシングを見るフィル...