運動理論 スピードとパワーに重要な脱力と柔軟性 今回は重心移動とSSCの二つの側面から脱力の重要性についてお話します。まずはSSC、つまり『伸張反射』と『腱の弾性』の側面です。 SSCについて SSCの側面 筋紡錘 人間の筋肉には筋の長さや張力を感知する筋紡錘というセンサーがついています... 2020.06.26 運動理論
選手分析 カネロ・アルバレス vs. ゲンナディ・ゴロフキン Ⅱ 分析 試合分析 第一戦に引き続いて第二戦を見ていきます。初戦は議論を呼ぶ判定だったんです。公式にはドローだったんですが、実際には手数と積極性でゴロフキン選手が勝っていたのではないかとの声も沢山ありました。 僕もゴロフキン選手が勝ったんじゃないかな... 2020.06.25 選手分析
技術 強打の技術 『ブレーキ効果』 僕が『ブレーキ効果』と勝手に読んでいる現象があるんです。 名前を付けると物事を考える上で効率がいいんですよね。 ただ、僕がそう呼んでいるだけなので、今回の話はもしかしたらスポーツでは常識で他の呼び方があるかもしれません。 今回はボクシングに... 2020.06.25 技術運動理論
選手分析 カネロ・アルバレス vs. ゲンナディ・ゴロフキン Ⅰ 分析 アルバレス選手がThe RingのP4P1位にまで駆け上がっていく最初の試合ですね。この試合は当時ミドル級最強と恐れられたゴロフキン選手との3団体統一戦です。 ゴロフキン選手とアルバレス選手の試合、どんな風だったのか改めて分析してみたいと思... 2020.06.24 選手分析
トレーニング パンチ力アップ 最大筋力を伸ばすトレーニング 最大筋力 最大筋力を高めるとスポーツのパフォーマンスが向上します。今回は具体的に最大筋力を高めるとは何か、そしてその方法についてお話しようと思います。 パンチ力やスピードを上げたい、例えばデービス選手やテオフィモ・ロペス、ゲンナディ・ゴロフ... 2020.06.24 トレーニング
選手分析 ノルディーヌ・ウバーリをOPBF王者が分析 バンタム級でドネア選手、リゴンドウ選手、カシメロ選手ときたら残すはこの選手だけです。ウバーリ選手の試合をいくつか見てどんな特徴があるかまとめてみました。比較的最近行われた井上拓真戦と後はフィリピンのアーサー・ビラヌバ(Arthur Vill... 2020.06.23 選手分析
戦略 スティフネスと柔軟性 パンチの戦略どうする…? 最近以下の記事にも書きましたが、力を発揮するには色んな戦略があって、それを混合するのが重要なんじゃないかと考えています。 ボルト選手以外の100m走の選手は固いバネを利用した『ピッチ』、ボルト選手は少しだけ柔らかいバネを利用した『ストライド... 2020.06.23 戦略
トレーニング スパーリングの反省 ボクシングのスタンス 僕は常々『緩急と強弱で相手の意表を突く』ことを意識していて、最近は少しづつできるようになってきました。でもできてないことも多い。 今回は僕の練習の反省の備忘録も兼ねています。 トライアル&エラー 昨日はバレンタイン選手と6回のスパーリングを... 2020.06.23 トレーニング
プライベート ボクサーって喧嘩強いの? よく、特にお酒の席だとこんな質問があります。当然気になるとは思います。 話のネタとして振ってくれているのも分かります。これを聞いてみたい理由も分かります。「普通の人と喧嘩したら勝てる?」とか「足蹴られたらどうする?」とか。 今でこそボクシン... 2020.06.22 プライベート
技術 一番やばい攻撃、見えないパンチ 見えないパンチ ディフェンスの動画で僕は『パンチは見てからは避けられない、意識的にしろ無意識的にしろ相手の体に現れる微妙な変化をいち早く察知している』と話しました。 スピードがあっても、ただがむしゃらで慌ただしいだけの速さにはすぐに慣れてし... 2020.06.22 技術
ニュース インターネットで見られる”やばい試合” 5選 ボクシングビートの取材で「インターネットで見られる試合5選」というものがあったので、最近の記憶を絞りました。 勅使河原選手など日本の後楽園の試合もいくつかありましたが、動画が探せず。 全て違法アップロードではなく、きちんと公式で発信されてい... 2020.06.22 ニュース選手分析
プライベート 道を見失い、そしてたどり着いた原点 OPBFタイトル戦 井上選手に負けた後、試合を見返してみれば負けた理由ははっきりしていたように見えました。一つはセコンドとのチームワーク不足、次に井上選手のアウトボックスに気がつかなかったこと。 『なーんだ簡単じゃん』 次は負けない。そんな風に簡単に考えていた... 2020.06.21 プライベート