技術 「肩抜き」は弱者の認識 所謂「肩抜き」が弱者の認識であることを主張します。 肩抜きしてる奴いる? 俗にハードパンチャーと呼ばれるボクサーで「肩抜き」しているのいるか? むしろ小さな予備動作から一気に拳が加速しているように見えるが。 ベテルビエフもコバレフもチューも... 2025.07.07 技術運動理論
技術 脳震盪を起こすパンチを考える 三半規管 三半規管(さんはんきかん)は、内耳にある平衡感覚を司る器官で、3つの半円形の管から構成されています。これらの管は、頭部の回転運動を感知し、体のバランスを保つ役割を担っています。 三半規管は、加速度、特に角加速度(回転加速度)を感知... 2025.07.06 技術
トレーニング カウンターの考え方 カウンターが上手くなる為には、カウンターが"起こる"論理的な構造を考察し、それを処理可能な手続きにまで落とし込む必要があります。 カウンターの構造が分かれば、そこから逆算し「それを習得するにはのどのような練習をすべきか?」と自然かつ詳細に連... 2025.07.04 トレーニング戦略技術選手分析
技術 スリップカウンターと振り子歩き スリップカウンターの前提 腸腰筋が太い⇒頚椎側屈≒ヘッドスリップ⇒胸椎側屈⇒ハムケツ伸張+股関節に乗る⇒エネルギー増加⇒即カウンター 上に載せた動画のようなヘッドスリップにより起こると考えられる合理的な連鎖反応。 一方で腸腰筋が弱い場合は非... 2025.07.03 技術
技術 地面スレスレを滑るように踏み込む 踏み込みは滑るように メイウェザーとバレロが床スレスレを滑るように踏み込むのが分かると思います。 「滑るように」が達成すること 1.股関節優位 2.必要以上の膝関節の干渉の抑制 下の動画で説明しているうに、 骨盤前傾⇒脚が伸びる⇒膝関節非活... 2025.07.02 技術選手分析
初心者向け コンビネーションのやり方 太い腸腰筋が効果的なコンビネーションを導きます。上に載せたのをコンビネーションと定義するなら、腸腰筋が弱いボクサーはコンビネーションを打てません。 角度の創造 大腰筋が弱いとコンビネーションに大きな制約が生まれます。 例えば、大腰筋の収縮が... 2025.07.01 初心者向け技術運動理論
戦略 カネロやメイウェザーの振り子歩き 彼らが同じような技術を共有している理由を考えた場合は、やはり 1.股関節が強い 2.防衛本能に素直に従っている(隠れる) が考えられます。 人体とボクシング、という制約下においては、振り子歩きはボクサーの取り得る最適解の一つなのでしょう。 ... 2025.06.28 戦略技術選手分析
メンタル 膝が曲がるその八 歩き打ち 腸腰筋が強い場合は必然的にカネロやメイウェザーのように脚が伸ばされる。 腸腰筋が弱い場合は逆の作用が起こるからしたのような姿勢になる。この場合は重心が下がる。 重心が上がると物理的に動きにくくなる、すなわち歩くだけが大変になる。 ... 2025.06.27 メンタル戦略技術運動理論
技術 膝が曲がるその七 股関節ロック 腸腰筋が強い⇒骨盤前傾⇒股関節ロック⇒斜め推進⇒二軸打法 の連鎖反応が起こると考えられます。おれを真だと仮定した場合は、推移関係より 腸腰筋が強い⇒二軸打法 が成り立ちます。 「腸腰筋が強い」ことは「合理的な打法」を包含してい... 2025.06.26 技術運動理論選手分析
技術 膝が曲がる理由その五 続き。 腕のスイングと骨盤前傾 腸腰筋が太い⇒骨盤前傾⇒斜め推進⇒二軸打法 の推移関係を解説します。 二軸打法は僕の造語です。分かりやすいのはヌンチャクの加速。 以下にシミュレーションを載せました。ヒンジ(関節)の硬さが末端の速度に加速度を... 2025.06.23 技術運動理論
よもやま話 膝が曲がるその四 続き。 姿勢と技術 骨盤が前傾すると脚が伸ばされることはその三で説明しました。詳しくは上のリンクを見てください。 今回は骨盤前傾と上のゴロフキンの踏み込みとの関係、そして、骨盤が前傾しないことが導く非合理の自己増殖についての長濱説を述べます... 2025.06.22 よもやま話トレーニング戦略技術運動理論
初心者向け ボディーブローの狙い ボディーフック 脂肪で守られた脇腹をフックするボクサーが僕の統計では九割を越えていると思います。 ボディー=腹 と誤訳してしまったのだと思います。 横っ腹を叩かれても皮膚を叩かれた痛みはあっても、内臓に響くような激痛はありません。 脆弱だか... 2025.06.20 初心者向け戦略技術