運動理論

運動理論

骨格で体を支え、弾ませる

Twitterに載せた広義のパワーボジションを共有します。体を軽く扱う為の酵素があってそれを保つ感性脚が要求されます。「人がやらない何かを我慢して追加する」ではなく「骨格や腱の構造で支える」「楽をする」という価値観です。 安定した土台の上で...
技術

カネロの鉄壁のガードと股関節に乗るを解説

運動の基本 徹底ガード 下の画像のような首を前下方へ向ける姿勢を作ると、胸椎の後弯に伴う肩甲骨の外転が起こり、肩甲骨平面を前へ向けやすくなるので、腕がロックされたように動かなくなります。 前傾して前へ突きだすのではなく、みぞおちを潰して背中...
トレーニング

構造の力を最大化する

人体模型を買おうかと思う程度には筋肉や骨格の構造を眺めて解釈を与えるのが好きな僕がその入門書を紹介します。 タブレットに入ってて、暇なときに眺めてます。 構造の力を最大化 解剖学 図解が多く、難しい専門用語もりませんので、数時間でサッと読め...
スポンサーリンク
トレーニング

フローを起こす手続き記憶と哲学

僕が「映像記憶」「言語記憶」「感覚記憶」と分類しているものがそのまま当てはまります。 僕はこれらの分類を知識としては知りませんでしたが、感覚的には知っていました。 脱抑制により感覚と知性が研ぎ澄まされていることを実感します。 手続き記憶とフ...
運動理論

手打ちver3 両肩甲骨の外転の補足

下の記事の補足。 どうして左図のように胸が閉じるようしてにパンチをねじ込むこと大切なのかって話が分かりにくい気がしたので。 両肩甲骨の外転 この回転力を生む筋肉の協調とその背後の文脈には何んとなくの仮説があります。その辺の詳しい話は別の機会...
初心者向け

思考に現実を従わせようとする = バカ

ダウンを奪ったストレートを褒めるどころか否定するなんて。 ボクシングは喧嘩。意思の押し付け合い。人間の本能にスポーツなんて概念はない。 闘争本能を解放して屈服させるか、させられるか。それだけのゲーム。もっとシンプルでいい。 みんな大好き基本...
初心者向け

手打ちver3 腕の並進

下の記事の続き。 この回はこの回転のメリットを考えてみます。 腕の並進 腕の並進 ■に赤い矢印の方向へ速度を持たせたい場合、同じ力であるなら、同じ方向(θ = 0°)へ力を加える続けることで速度を最大化できます。 黄色矢印の方向へ力を加えた...
運動理論

手打ちver3のガードの腕【前鋸筋】

下の記事の続き。 下のインスタの動画を見てください。GGGのガードの腕が捻られ、両肩甲骨が外転しています。手打ちver3ではこの連動が自然に起こるのですが、今回はこの理由について考えていきます。 この投稿をInstagramで見る 陸長濱(...
技術

手打ちver3 肩甲骨と上腕の連動

手打ちver3は感覚的と何となくは理解しているのですが、詳しく説明するのが難しい。と言うわけで思いつくままに少しづつ解説していきます。ちなみに手打ちver3は肩甲骨の外転を強調させる「骨格立ちver2」が前提となります。 この投稿をInst...
戦略

無形こそ最強なり!

終わりと思ったらまだありました。孫氏の兵法の続きやります。 型に執着するな 目的は勝利 其の戦い勝や複(くりかえ)さずして、形に無窮に応ず孫氏の兵法 翻訳「絶対勝利の形はなく、勝利はただ敵に対応した結果に過ぎない。」 決して無秩序に行動せよ...
運動理論

骨格へ力を通して身体能力を上げる

抽象的なタイトルで少し分かりにくいかもしれません。最近裏付けができるようになってきた僕の主観的な感覚の話。本質的な話だと思います。 力の通り道 「ゲンコツロック」にも繋がっていきます。 脛骨 脛骨に関してはパワーポジションで紹介しているので...
運動理論

脚の慣性モーメントからボクサーの体格を考察する

上の本から引用したグラフです。 競技力を向上させる僕の一つの方向性はハムケツを使うこと。 全身の筋肉で合成したATPの化学エネルギーと重力による位置エネルギーが身体の運動量に変換されます。 筋力は筋肉の太さとそれへ加わる張力によって変化し、...