僕はプロテインやらBCAAまで様々なサプリを試してきました。
正直に言って、サプリは免罪符ビジネスの側面が強いと感じています。当然、トレーニングの強度や使用者の性質などを考慮する必要があるので一概に断言はしません。
しかし、ボクシングの基礎基本や美容や教育がそうであるように、それを否定することも難しいと思います。
僕はできる限りは免罪符ビジネスとは距離を置きたいと考えています。つまり、砂糖やサプリをなるべく遠ざけて、生き物として自然な範囲内で栄養を摂取したいと考えています。
そんな、巷に溢れるサプリや砂糖、教育、美容を免罪符ビジネスであると断言する偏屈な僕ですら、他人に勧めたくなるのがトリプトファンです。
プラセボである可能性は否定できませんが、色々なサプリを試して「無駄だ。免罪符ビジネスに加担したくない」と、サプリを摂取しなくなった僕ですら、トリプトファンには高い効果を感じ、こまめに摂取しています。
僕は何かに盲目的に依存し、効果を度外視するような態度が嫌いなので、時々はそれを完全に止めることを試してはみるのですが、その度に効果を実感させられます。
トリプトファンは、メラトニンやセロトニンなどのアミノ酸を体内で合成するのを助けます。
メラトニンは睡眠、セロトニンは心をリラックスさせる作用があります。
上に載せたのは粉で飲みにくいのですが、価格も安く、また効果が現れやすいと感じています。
僕は子供が生まれるまでは、将来が漠然と不安だとか、それでイライラする、あるいは不安を覚えながらも努力ができない、なんて人は精神が未熟な怠け者だと考えていた節があります。
ただ、最近はそれは違うのかもしれないと感じます。「娘にはそんな風には絶対に言えないよなあ。なら他人にも言ってはいけないよなあ。」と感じるからです。
不安でイライラする、努力が続かない、良いアイディアが浮かばない、と感じるのなら、食事や環境、そして睡眠に紐づく習慣の方に原因を求めてみてください。
睡眠が変われば日中の感情が変わります。それはあなたの思考を促して合理的な解を導かせます。その解は仕事や練習の能率を高め、良い結果を引き寄せます。
環境もあなたの心に作用します。楽しいと感じる環境や行為なら、嫌でも体は動きます。ハードワークは試行錯誤を可能にし、より良い方法をあなたに認知させます。きっとそれはあなたへ良い結果を引き寄せてくるはずです。
そしてそうやって「自分は自分だ。」と、自分自身の性質を否定しない考え方もあなたに積極的な行動を促し良い結果を引き寄せてきます。
逆に自分に原因を求める態度は自家中毒を引き起こして不幸を招きます。
また、自分にそうできたのなら、他人に対してもそうできると僕は考えます。
そんな大人が増えたなら、娘の世代はとても生きやすいと思います。
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