ロナルド・ライトのハードジャブ
下半身
1.奥足に荷重
2.股関節内旋かつ外転で推進
3.脛骨で接地
4.床反力で戻る(ブレーキ効果)
上半身
1.胸椎右側屈右回旋でハムケツに力をためる
2.上腕内旋肩甲骨外転で腕を突き出す
抽象すると要点はこんな感じかと思います。
パンチの体重移動が股関節の屈曲を起こしますが、これは流れの中で自然に起こることだと考えられます。すなわちパンチを届かせようとした時に起こる本能的な動き(自動システム)。
とことん細部を捨像するなら「骨で立って骨で動く」ではないかと。
今日紹介した選手の動きが類似するのは、それが、彼らに共通した前提が導く必然的結論であるからと考えます。
「(強い骨格を持つ人類が、)打たれずに強く打つ」。
()は顕在化しない暗黙的な前提。
ドワイト・ムハンマドの大腰筋ジャブ
「奥足に乗り込む」を抽象するとこう。直感的に分かると思いますが、この場合に床反力は最大化されます。 これは前傾姿勢。この姿勢で前へ体を押そうとすると、床を引っ掻くような動作になります。体を前へ押せない物理的生理的な必然として、ビヨンビヨン跳...
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