嫌がるディフェンス

技術運動理論選手分析
ロイ・ジョーンズjrの嫌がるディフェンス
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ロイ・ジョーンズが嫌がっている、あるいは怖がっているのがわかりますか。

少なくとも僕にはそう見えます。

嫌がるディフェンス

僕はこの延長線上にディフェンスが、ひいてはボクシング技術があると結論しています。

ロイ・ジョーンズは顔を背けて、首を竦めて、背中を丸めて、腕を伸ばして嫌がっています。

これは国内外のボクシング村では、一般的には「悪」とされているように見えます、

井上尚弥やメイウェザーは顎が上がるなどと言われますから。

また、顔を背けるディフェンスは、日本だと「スリッピングアウェイ(キモいネーミング)」などと呼ばれ、高等技術だとされています。はじめの一歩の影響?

僕はそれは高等技術なぞではなく、むしろ、最も簡単なディフェンスだと感じています。そもそもは練習するようなものですらないと感じています。

ついやっちゃうもの。

バカ「あれはスリッピングアウェイ….相手のパンチを紙一重で躱す高等技術なり。」
もっとバカ「スリッピング…アウェイ…ッ!」

普通の人「なわけねーだろ、ただの反射だ。」

バカのバカげた解釈を許すから、村全体がおかしくなる。それとも、そもそも村人がおかしいから村がおかしくなるのか。

僕は、反射的な動きの延長線上にロマチェンコのロマステップもあると考えてます。
つまり、それは安全な場所へ必死に逃げた結果として起こっている。

だから怖がらない奴にはできない。
※安全な空間を知覚きない、と言う方が正確な気はしますが

ロマは相手との実力差がある場合はそれを多用するので、観客を意識してやっているとは思います。実力差が小さくなるとやらなくなりますので。

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結論。ボクシングは本能的な動きの延長線上にある。

僕の目にはベントンのショルダーロールの構成要素である、首を竦めて肩を丸める、などは本能的な動作に見えます。

ジョージ・ベントンのショルダーロール

仮にこの推論が妥当だとすれば、日本ボクシング、及び日本の教育の価値観と世界観をお掃除する必要がある。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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