ボディーフック
脂肪で守られた脇腹をフックするボクサーが僕の統計では九割を越えていると思います。
ボディー=腹
と誤訳してしまったのだと思います。
横っ腹を叩かれても皮膚を叩かれた痛みはあっても、内臓に響くような激痛はありません。
脆弱だからこそ、あえて費用をかけて肋骨で保護する設計になっているはずです。その対偶も真。
「ボディーブローは肋骨を狙う」は相手にダメージを与えるという点では妥当な結論だと考えられます。そもそも、腹が脆弱ならそこまで骨で保護されているはずですから。
認知の歪み
ボディーフック⇒腹
と解釈したボクサーは、冒頭に示したような一流のコンビネーションの可能性を包含(偶有性)しません。


ターゲットが大きく分散するので、コンビネーション(戦略)という概念も恐らくは包含しません。
ターゲットが狭い空間に配置されてる場合は、小さな動作の変化で狙いを変化させられます。すなわち、「騙し合い≒戦略」という価値観が自然に形成されていくと考えられます。
ターゲットが空間に広く分散されているなら、個別にそれらにアプローチする必要が生まれます。つまり戦略(≒騙し合い)という概念の獲得が難しくなります。
個別のパンチでアプローチする必要性は根性論の温床である節すらあります。
最初の誤認が次の非合理を導き、それがさらに非合理引き寄せる負の自己強化です。
中性のヨーロッパは聖書を肯定する為に「清貧」という価値観を必要としました。そして、それが弱者のルサンチマンの温床となり、強者の足を引っ張る負の自己強化を起こす文化的構造を形成し、文明を停滞させました。
日本の所謂年功序列ような、論理もクソもない、無能が自分の存在意義を肯定する為に都合良く用いている価値観も負の自己強化の起点の典型だと思います。
若者から奪うだけの無能が偉そうにできることを肯定してしまうので、経験から得た真の知識を持つ、傾聴に値する老人の意見が若者に届かなくなっていると思います。
このゴミは今捨てないと手遅れになります。いや、もう手遅れかも。最早、海外へ逃げる準備を始める段階かもしれません。


閑話休題。
最初の誤認が次々に非合理を引き寄せてシステム全体を破壊してしまう論理がありますので、誰の話を聞くのかには慎重になる必要があります。YouTubeなど。
主張の妥当性を判定できる技術を身に着けて信頼できる人を選別してください。



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