赤いドレスの女

赤いドレスの女と同調圧力
考察
ネオは赤いドレスの女に目を奪われた直後にエージェントに銃口を向けられる。
赤いドレスの女は「皆が欲しがるが、本当は誰も必要としていない何か」の、そしてエージェントは「同調圧力」の暗喩。
それが分かりやすいのが「流行」。
それに流される人は、心からそれが欲しいのではなく、単にみんなが持っている何かが欲しいだけ。そしてみんながそうしているのが流行。つまり、本質的には誰もそれを求めていないのが流行。
ダサいと言われるのが嫌だから流行りの服を着る。
流行を追うだけの人はそもそも「かっこよさ」が何かすら定義していない。みんなが「かっこいい」と言うものが「かっこいい」だけ。多数派であることに安心を覚えているだけ(プラグを抜くのが恐いだけ)。

マトリックス≒依存心
考察
赤いドレスの女に関心を奪われると、マトリックスに取り込りこまれ、エージェントのポテンシャルを持たされる。
みんなが欲しがるものに対して、例えばお金、安定、安全に対して、「私はそれには興味がないので。」という人に攻撃をしかけるようになる。
家庭や学校、会社で、他人に自分と同じように考えることを強要するエージェントになる。
大多数は「我は我、彼は彼」が自然体でできない。他人の人生に不当に干渉したがるエージェントのポテンシャルを持っている。

モーフィアス「お前らは電池だ」
考察
思考停止して不要なガラクタを買う為にあくせくと働く無意味は、まさに社会を動かすだけの電池。奴隷。
流行に乗るのを止めれば、その費用を自分が心から実現したいと思える対象に投下できる。
他人に同調するのを止めれば、どこの誰かも知らんような奴にモテることよりも、自分が心から愛せる人にモテることの方が遥かに大切であると気つける。

マトリックスはヒトの性質から生じる
考察
ゴミが赤いドレスの女に見えてしまうのは薬物中毒者の幻覚。

ガラクタに目が眩んでる間に人生は終わる その二
ボクシングは他の仕事と比較すると死が身近にあります。だからこそ、死に方(生き方)について考えを巡らす動機が生まれます。 生きる意味について考えるからこそ、自らの意思による判断と行動の大切さを、そして人生の短さと儚さを感じることができます。 ...

本当のかっこよさと強さ
ボクサーなら知っていて当然の人物かつ、ネット記事や書籍のある人物なので、一々を詳しく話しません。 モハメド・アリはボクサーが知るべき物語なので、知らないボクサーは下のリンクから飛んでください。 「なぁ、俺はあいつらベトコンたちに何の恨みもな...

固定化=腐敗
何が社会と個人の腐敗を招くかの長濱説。 現象は流動的 「現象は流動的である」という前提があります。ボクシングというスポーツには形はありません。本来は戦う相手との状況に応じて、そしてボクシングという世界の環境に応じて変化していくものであるはず...

「願い」が「思考」を遠ざけてる
願望を遠ざける 普段は「言語化すると上手くならない」と主張していますが、今回は逆の「言語化しなければ上手くならない」という、前者と矛盾する主張をします。 厳密には、言語化しようとするとフローが失われて上手くいかない。しかし、言語化しないと悶...
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