前重心の文脈

技術選手分析
ヘッドムーブのやり方
パラエストラ天満長濱クラス

上の動画は所謂「前重心」の文脈。
それは攻撃の為ではなく守備の為。

ファイタースタイルを成立させる為にはディフェンスの能力と前進能力が要求される。人体の制約とボクシングのルールを考慮すると、チャベスのように、相手のパンチの射程から隠れながらその懐へ潜り込む技術体系が要求される。

一流ファイターはそのスタイルの結果としてKOが比較的に多い。あるいは、先天的に力強さを生めないファイターは戦略として脆い。
※スプリントにアフリカ系しかいないのと同じ

以上の論理的な篩は「パンチ力のあるファイター」を選別する。

すなわちファイタースタイルの一般的な認知としての「前傾姿勢」と「KO率」は因果関係ではなく一流の間にだけ見られる相関関係である。

ファイター⇒パンチがある
ではなく
ファイター⇒パンチがなければ生き残れない

前者の推論(早まった一般化)が起こり、パンチ力⇒前傾姿勢、という誤解が一般化された。断言はしないが、前重心⇒パンチ力、は多分誤謬(生存者バイアス)。

フリオセサールチャベスのインファイティング

ネット上で頻繁に見られる詭弁と誤謬
ネット上の詭弁に頭を悩ませるのは今日で最後。 藁人形論法 ストローマン(英:straw man)は、議論において、相手の主張を歪めて引用し、その歪められた主張に対して反論するという誤った論法、あるいはその歪められた架空の主張そのものを指す。...

 

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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