0の0乗
0⁰=1
であることは、一応は下の記事で証明しましたが、0=0^(0+1)へ変形する過程がないことにきがつきました。
実数 x の正整数 n 乗は、素朴には、n 個の x を掛け合わせたものである。厳密には、次のように再帰的に定められる。
(∗)x¹:=x,
(∗∗)xn+1:=xⁿ×x(n≥1)
.x0 を定義する場合には、関係式 (∗∗) が n = 0 でも成立するように定義を拡張するのが自然である。
実数加法の定義に従えば
0=∀x∈ℝ(x+(-x))
実数乗法の定義に従えば
x·x^(-1)=1
0⁰(仮定)
0^(1+(-1))(加法逆元)
0^((-1)+1)(加法交換律)
0^(-1)·0(n乗∗∗)
0^(-1)·0¹(n乗∗)
0¹·0^(-1)(乗法交換律)
1(乗法マイナス元)
一応は解決。
頭の体操七
逆元の逆元 -(-x)は逆元の逆元という意味。裏の裏は表、の証明。 公理主義実数論の公理から。 ∀x,∃-x∈ℝ:x+(-x)=0 任意の元xを選ぶとその逆元は必ず存在します。 (-x)+(-(-x))=0(R3) -(-x)+(-x)=0...
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