背屈ロックと練習の作り方

技術
長岡嶺手首背屈ロックを修正
背屈ロック

手首を背屈させゲンコツの形にするとテノデーシスアクションが起こり手首と肘、肩甲骨がロックされます。

すると慣性と姿勢反射により導かれる胸を開こうとする動きが抑制され、無駄な動作が減るのでクイックなパンチが打てます。また、この場合は大胸筋に力がタメられるので小さな反動で強い力が出せます。

テノデーシスアクションでバットをロック。

ハイガード時のパンチ動作は投擲です。拳を投げつけます。ベテルビエフがイメージしやすいと思います。

この日は至近距離でパンチを打つ練習です。日によって練習には大きな変化を持たせています。

それは練習の効果を比較により抽出する為です。

練習では、あえて制約を設けて長岡に入力される情報を制限し、その動きの変化(出力)を引き起こした原因を追跡できるようにしています。

複数の入出力を比較することは変化を認知させます。その認知は変化の間にある何かしらの規則性を導かせます。それを足場として原因となる実体を逆算し仮説を立てます。

その仮説を元に次に行うべき練習を導きます。その仮説が妥当な場合、予想通りの結果が現れます。
これを繰り返すことで根本原因の逃げ道を塞ぎ、徐々に袋小路に追い詰めていけます。

長濱一門
黒澤大海長岡高嶺
ベテルビエフの側頭部フック
ベテルビエフの側頭部フック
テノデーシスアクションによる背屈ロック
比較と価値の認識
可能性に心を開くことが機会損失を減らし幸運を引き寄せる、という話を別の視点から展開します。 視点となるのは人の認識の原理。 人は比較によって概念を認識します。 1だけでは、それはただの記号でしかありませんが、その後者の2と更にその後者の3を...
投擲動作とパンチ
これまでの繰り返しにはなりますが。 怪我の予防 1.肩甲骨外転前傾ロック 2.上腕内旋前腕回内 以下で説明するように、構造的にだとは思いますが、肘は上腕の内旋に連動して勝手に伸ばされます。仕組み上は肘が伸び切る確率が低いので怪我の予防になる...
二軸と肩甲骨ロックと肩甲骨平面と大腰筋
GGGの動画の解説。 肩甲骨平面は、「両肩を結ぶ直線よりも下にある」と考えたほうが、腕は強くをスイングされると思います。 肩甲骨平面上を強く腕が加速していく理由は、肩甲骨には上方回旋回旋への可動性がほとんどないからだと考えています。 前鋸筋...
長濱陸Tシャツ

お求めはこちらから

お問い合わせはこちら

パーソナルトレーニングやグループトレーニング、セミナーや取材、YouTubeコラボなどのご依頼はこちらからよろしくお願いします。

トレーニングの依頼などはこちらから

スポンサーリンク
Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

股関節おじさんをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
股関節おじさんをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました