大人の役割
貧乏で無学。字を読むことすらもままならず、場所をわきまえず喧嘩。手のつけられない乱暴者。
それが後の伝説のチャンピオン。そして現在の牧師。
信じがたい振れ幅。これは、フォアマンのエネルギーをコントロールできる寛容な大人が彼の周りに沢山いたことの証明だと思います。
もしも、フォアマンの母親や職業訓練所の職員達がフォアマンを否定していたら、彼のありのままの姿を肯定できなかったら、と考えてしまいます。
街のゴロツキが関の山だったでしょう。もしかするともう生きていなかったかもしれません。
周囲の大人に導かれたことの自覚が、彼を自らとは無関係な他人へ奉仕する牧師の道へ進ませたのだと想像できます。
優しさが人に伝染し世代を超えることを示す好例。フォアマンを導いた優しい人達の魂は、フォアマンに受け継がれて今も尚生きていると言えます(MEME)。
過去の自分の生き方が今の自分がいる環境を作り、今の自分の生き方が未来の自分がいる環境を作る。類は友を呼ぶ。
その集積が社会。
大人の寛容さが社会を発展させる自己強化循環の起点。逆も然り。
現在はテキサス州のヒューストンにあるキリスト教会「ザ・チャーチ・オブ・ザ・ロード・イエス・キリスト」で牧師をしている。
ミーム(meme)とは、脳内に保存され、他の脳へ複製可能な情報であり[2]、例えば習慣や技能、物語といった社会的、文化的な情報である[3]。『日本大百科全書』における人工知能研究者の中島秀之の説明によると、ミームは文化的自己複製子であり、
ミームは比喩(ひゆ)ではなく遺伝子と同じく実体である[4]。
フォアマンの合気道ディフェンス
ジョージ・フォアマンの合気道ディフェンス。これに似た動きはロイジョーンズやメイウェザーもやりますよね。 一流の自然体 知らない方には一度、最後まで見てほしい。 合気道ディフェンス 手を伸ばして頭を抑えて、体を掴まえて。まるで素人のような動き...
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教育の目的は子供の自我同一性(アイデンティティ)の獲得を助けること
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将来の社会を作る子供達は大人としての僕らの振る舞いを見ている
娘は1歳8か月ですが、日本語を理解しています。話せないから理解していない、理解している態度を見せないから理解していないというわけではありません。娘の年の子供達はみんな大人の話をこっそり聞いています。僕の娘はこっそり僕を見て、話を聞いています...
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