ジェラルド・マクラレンの殺人コンボ

技術選手分析
ジェラルド・マクラレンの殺人コンボ
ジェラルド・マクラレンの殺人的右クロス
ジェラルド・マクラレンの左ボディーブロー

マクラレンの右クロス→左ボディーブローの殺人的コンボは、大腰筋により起こる必然と考えます。

上の動画を見てもらうのが分かりやすいと思います。右クロスで左大腰筋が収縮し右肩が持ち上がります。この時は相手の左肩を大きく迂回する形になります。

マクラレンのシグネイチャーパンチです。このパンチは練習したくなります。

マクラレンは、長く細い手足に太く大きな胸郭と胴体の恵まれた体をしています。

ザ・アスリートという感じ。

みぞおちが潰れて、背中が体に覆いかぶさるように(肩甲骨前傾)なっています。四角い胸も特徴的。太い小胸筋が胸の下部を膨らませるからだと考えます。

マクラレンは得意の右クロス→左ボディーの単純なコンボでバタバタも倒します。簡単なコンボですが、彼ほど強力なのは彼以外には見られません。

簡単なコンボなようでいて、身体的な条件が揃っていなければ打てない高難易度なパンチだと思います。

真似するなら、パンチで自然な大腰筋の収縮が起こるようにすること(≒筋トレ)だと考えます。が、マクラレンレベルのコンボとなると、先天的な要素は無視できなくなる確率が高いと思います。真似しようとしてもできないのが大半ではないかと。

普通のボクサーが彼を真似してそれっぽくは見せたとしても、全く異なるものになると予想します。GGGのジャブと僕のジャブが似て非なるものであるように。

小胸筋による肩甲骨前傾
長岡の構えがフォアマンやジョーンズのようにならないこと、パンチの動作で僧帽筋の緊張が起こり肩が持ち上がる、また拳の軌道が広がりすぎていることなどを勘案して小胸筋の不活性と結論し三日間程徹底してゴムチューブやゴムバンドを使い小胸筋のエクササイ...
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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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