ジョージ・ベントンのショルダーロール
ディフェンスが「隠れる」であることが分かりやすいと思います。
基本はこの感情だと思います。「避ける」という具体的な動作ではなく、相手のパンチングレンジから隠れる。
バット振り回す人への本能的な対応を想像してください。
下のお巡りさんの腕の形や奥足股関節への乗り込み。フォアマンやベントンの、そしてメイウェザーのそれ。
すなわち危険なものを遠ざけようとする本能的な動き。
ディフェンスはこの本能的な動きから細部を削ります。
ベントンの技術の習得過程もそうであると推理します。相手のパンチを遠ざけようとして肩が入って(肩甲骨外転)いるわけです。心の流れに逆らわない自然体だから習得が早い。
新たに何かを作るのではなく、神から与えられた能力をそのまま使う、ということ。それが個性。
「隠れる」やり方は人それぞれ。
大袈裟に、しかし全くパンチを受けないメイウェザーがいれば、その一方には、ある程度の被弾は覚悟の上で、肝を据えてカウンターを合わせていくトニーがいる。
「こうあるべき」「こうありたい」という執着を捨て「ありのまま」を受け入れる。
「恐い」のならそれを受け入れる。「恐くない」のならそれを受け入れる。それがフロー。
考えてしまうのなら考えれば良く、考えられないのなら考えなければ良い。
そこに個人の役割がある。
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