マイク・タイソンの攻防一体

技術運動理論選手分析
マイク・タイソンの攻防一体大腰筋ボクシング
マイク・タイソンの攻防一体
マイク・タイソンの攻防一体フック

「攻防一体」

免罪符化するボクシングの偶像。

攻防一体を餌にすればなんでも要求できる。

思うに、これはボクシング界に構築された目に見えない搾取の構造から演繹された主張です。

すなわち、それがボクシングの世界を整合的に説明するからではなく、単に免罪符を買わせる為の偶像である、ということ。

「攻防一体」の論理的な構造を考えてみました。

これは、あくまでも「攻防一体」への僕の解釈であり、あなたのボクシングを発展させられる場合にのみ、有用な道具となります。そうでないと判断するなら付き合うべきではないものです。

マイク・タイソンの攻防一体という結論を演繹する、論理的に妥当な前提の一つには「大腰筋」が挙げられるのではないか?そして、それは「攻防一体」の説明変数としての役割は大きのではないか?と考えています。

そう捉えるなら、僕はボクシングが理解しやすくなるから。

上の動画で説明している通り、大腰筋による脊椎の側屈が攻防に果たす役割は非常に大きく見えます。

それどころか、むしろそれは「攻防一体」を演繹する法則ですらあるようにも見えます。

1.股関節への乗り込み
2.姿勢反射の抑制
3.アングルの創造
4.ディフェンス

を同時に行うことができます。

すなわち、大腰筋が弱ければ高いレベルの攻防一体は実現できないと、言い換えられます。

YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有
マイキー・ガルシアの左フックカウンター
YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有
YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有
YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有
正しさって免罪符
弱さを認められない弱さと正しさへの執着 弱さと依存心 客観的な正しさを実践していれば、失敗しても責められないと思ってる。正しくやっていれば自分が下手なことを笑われた時の言い訳にできると思っている。 自分の依存心を認められない弱さに付け入られ...
鏡の前で形を整える反復練習で上手くなるのだろうか
指数関数的な成長のメカニズム 人は観念に操られてしまう 僕の経験として技術的な跳躍は突如として、それは新たな価値観、世界観を獲得した時に起こります。「股関節主導」「手打ち」「二軸」「凝視」「ダラダラする」「勝負は心理戦」などなど。発見した瞬...
上達に必要なのは反復回数じゃない、運動の世界観
反復回数じゃない 長岡に僕が発見した手打ち2.0の世界観をインストールし直しました。一度目では長岡に手打ち2.0のイメージはインストールできず。僕は家で頭の中を整理し、構築した手打ち2.0の新たなメカニズムの論理、世界観を長岡へ伝えました。...

 

パラエストラ天満長濱クラスの雰囲気
パラエストラ天満長濱クラス

認識の一般化
集合論やろうと思って入門書まで買ったのに。脱線に次ぐ脱線で全く意図しない方向へ走りだしてしまっています。 証明の正しさとは何かってことで数学の定義する正しいを見ていきました。演繹、三段論法と推論規則などなど。 納得したと思ったらまだモヤモヤ...
長濱陸Tシャツ

お求めはこちらから

お問い合わせはこちら

パーソナルトレーニングやグループトレーニング、セミナーや取材、YouTubeコラボなどのご依頼はこちらからよろしくお願いします。

トレーニングの依頼などはこちらから

スポンサーリンク
Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

股関節おじさんをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
股関節おじさんをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました