引き続きロペス分析の続き。
リカルド・ロペス分析
最早みなさんには共有されつくしているというか、分かりきった話だと思いますが、リカルド・ロペスの分析やります。 まずは骨格。 見たらわかりますね。GGGと同じ骨格をしています。GGGはロペスよりも厚みがあり、ロペスはGGGより肩甲骨が前傾して...
大切なのは物事を認識可能な大きさに分解すること。
ロペスのパンチの特徴を抽象すると一つの規則性が浮かび上がります。
1.頭が横へ動く
2.二軸
3.脇腹の収縮
以上のロペスのパンチの特徴から抽出できる要素から推理できることは、パンチ動作における大腰筋の稼働が大きいこと。
具体的には大腰筋による脊椎の側屈と回旋、それに伴う二軸と頭の横移動です。大腰筋の作用が1人で、これらを上手く説明してくれていると僕は感じます。皆さんはどうでしょうか。
骨格から推察するに、ロペスは先天的に腸腰筋(≒大腰筋)が強い。この場合はロペスの骨格が持つ性質の必然として上記の要素は自動的に導かれると推理できます。
つまり、上の念仏を唱えながら鏡の前で反復しても成果は上げられません。
大切なのはロペスの持つ骨格的な構造≒前提を手にいれること。
その為には大腰筋トレです。
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ロペスの特徴はGGG、クリチコ、ベテルビエフ、ロイ・ジョーンズなど規格外の超一流には顕著に見られます。
ロペスの特徴である左のアッパーカットが右の後に続く理由も大腰筋の強さが説明してくれると思います。
右のパンチで左の大腰筋が収縮する。それは同時にアッパーの角度もポジションが創造する。必然的にアッパーが選択される。
ディフェンスとアッパーカット
さらにこの動きを深めると「股関節ロックが利いている場合は、必然として大腰の収縮(≒脊椎の側屈)が起こる」ことも推理されます。
これはまた次回に。
大腰筋パンチ
動作の機敏さは出るよね。
大腰筋パンチ
理屈。
大腰筋パンチ
理屈。
大腰筋パンチ教えてみた
パラエストラ天満長濱クラス
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