ボクシングで社会貢献

よもやま話プライベート

石田ジムの近所にある保育園でボクシング教室をしてきました。

自分が好きやっていることが誰かの為になるなんて、こんなに素晴らしいことはないなと感じると同時に、こう感じられるようになるまで、諦めたい気持ちと戦い続けてきた自分自身を少しだけ誇りに思うことができました。

4歳と5歳なので発達にはそれ程の差はないと予想していたのですが、初めて会っただけでも分かる程度には差がありました。
園長先生に確認すると数人は他の子より発達に遅れがあるとのこと。
5歳なので、遅れがある、と言っていいものかは微妙なところですが、確かにみんなで遊んでいる場面で独り扇風機に興味津々であったり、自由気ままに興味のあるものをおもちゃにして遊んでいたりと、集団行動は向いていないように見える子もいました。割合としては10%ほど。

みんなと異なるという意味でなら、発達に遅れがあるとも言えますが、みんなの関心が向かない所へ関心を向けられるという意味においては、明らかに彼らは勝っています。

それから、精神的に少しだけ先に成長しているような子もいました。他の子が我先にと自分中心に振る舞う中で、周囲の様子を俯瞰して規律を守り、自分のあり方を自覚しているような雰囲気。少しだけ精神年齢が他の子よりは高そうな気がしました。二人共女の子でした。

何れの子供たちのタイプも僕は小学生までに出会ったことがあるなあと思い出しました。

何に関心が向くのかの方向性は既に与えられている風だったので、あとはこの指針に沿って成長して行くのだろうと思います。年を追うごとに徐々に個性として表れてくるものです。

この年にしてそうなのだから、きっと人にはそれぞれに自然から与えられた役割のようなものがあるのだと感じました。最近はそれを強く感じています。

なので、長濱拳法に関しても「やりたい奴だけがやれ」が前提となります。「面白いと感じた奴だけがやれ。そうでないならあっちへ行ってろ」。

子供達には他人と自分との差を認める勇気を持って欲しいですね。

大人になんと言われようとも自らの個性を認めて「我が道を行く」を徹底してほしい。
大人は彼らに「こうあるべき」という自分だけの正義を押し付けるべきではない。自然が与えた彼らの役割を果たせなくなります。それは社会の全員にとっての損失です。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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