合気道ディフェンス

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ボクシングにはレスリングがある、と聞いたことがあってもジムでは教えてくれないので実際にはどんな攻防のことだろうか、と疑問に感じるだろうと思います。
レスリング=掴み合い
と考えると分かりやすいと思います。
ロマ、クロフォードが巧みです。頭を抑えつけるヘッドロック、腕を押さえつけるアームロックを多用します。ロマは相手のガードを掴んで引き剥がす技も多用しますね。掴み合いの延長線上にあるこの技は旧ソ連の選手が多用する印象があります。

クロフォードは相手の腕を掴んで振り回したり、脇を押し上げたりと色んな局面で掴む技を多用します。

過去にはバーナード・ホプキンスやアンドレ・ウォードも掴み合いや押し合いが巧かった。彼らは露骨にやるので批判されていましたが。

大切なのは、この手の攻防があると認識すること。でないとロマステップのように相手の背後に回り込むような技は難しいし、逆に相手に掴まれて動きを封じられている事実に気がつけないということが起こります。
掴み合いの攻防があると認知できていないと、相手に掴んで振り回されている現実を正しく認識できずに対応が遅れてしまいます。

「膝がパンチ力を生み出している」と認識している人の見る現実が歪んでしまうようなことが起こっています。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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