2023-03

股関節おじさんの勉強部屋

【モーダスポネンス】単純で妥当な論証 【前件肯定】

論理的な論証とは何かを前回学びました。それは「前提が真であれば結論が真となる「妥当」且つ、前提が全て真である「健全」な論証のことでした。妥当性は論証が形式的に正しいかどうか、健全性は具体的に前提の命題が真であるかどうかが焦点です。 前件肯定...
よもやま話

【インナーゲーム】本能と理性 主観と観察者

「フロー」「超人」「貴族」「悟り」「自我同一性」「インナーゲーム」長濱説なら「完全な主観」。僕の中で点在してた概念がネットワークを形成し始めました。全て同じことを言っていいます。 セルフ2(本能)の力を妨害するセルフ1(理性) ガルウェイも...
よもやま話

「超人」「仏教」「貴族」という生き方

仏教の言う「繋縛」はガルウェイの言う「セルフ1」、ニーチェの言う「末人」であり、オルテガの言う「大衆」、ウォシャウスキー兄弟の「マトリックス」。仏教の「解脱」はガルウェイの言う「セルフ2」。ニーチェの言う「超人」であり、オルテガの言う「貴族...
よもやま話

久しぶりに恋愛小説呼んでみた「余命10年」

久しぶりに印象に残る本を見つけたのでご紹介します。呼んで2日立ちますが、いまだに心には衝撃が残されています。 普段は安っぽい気がして恋愛小説は読みません。が、きらきらした雰囲気とは対照的な儚げな表情の表紙絵が気になってしまって。分厚い本でも...
よもやま話

欠点も困難も含めて自分 全て自分で引き受ける

ボクシングに限らずだとは思いますが、道を突き詰めようとすればするほど自分の未熟さや欠点と向き合う必要が出てきます。自分の弱さに起因した困難とも立ち向かっていかなければなりません。「なんて自分は弱いんだ、ダメなんだ」と悩んだ時期もありましたが...
股関節おじさんの勉強部屋

「健全且つ妥当」な推論の手続き

論理包含の法則とか眺めていたらふと、思ったことがあって。それは数学的(論理的)に証明が正しいことの定義ってどうなっているのだろうと。この手順を踏んだ場合のみ、前提から導き出した推論は正しいと言っていいって公理があるはずですが、そういえば知ら...
運動理論

手打ちver3 両肩甲骨の外転の補足

下の記事の補足。 どうして左図のように胸が閉じるようしてにパンチをねじ込むこと大切なのかって話が分かりにくい気がしたので。 両肩甲骨の外転 この回転力を生む筋肉の協調とその背後の文脈には何んとなくの仮説があります。その辺の詳しい話は別の機会...
トレーニング

「役を演じる」イメージトレーニング

インナーゲームで紹介されていたトレーニング方法で僕の考え方と近いかなーと感じるものがあったので共有します。 振る舞いが自信を呼び、自信が技術を呼ぶ 強い選手は無意識にやっているはず。僕のパーソナルトレーニングや普段の選手の指導でも行っていま...
初心者向け

思考に現実を従わせようとする = バカ

ダウンを奪ったストレートを褒めるどころか否定するなんて。 ボクシングは喧嘩。意思の押し付け合い。人間の本能にスポーツなんて概念はない。 闘争本能を解放して屈服させるか、させられるか。それだけのゲーム。もっとシンプルでいい。 みんな大好き基本...
メンタル

客観 & 熟慮 vs. 主観 & 直感

「インナーゲーム」シリーズ続きます。ガルウェイは明言していないのですが、僕なりの解釈でインナーゲームの本質を抜き出すなら、それはタイトルの通りです。「客観 & 熟慮 vs. 主観 & 直感」。 客観 &熟慮 vs. 主観 & 直感 集団の意...
メンタル

デイビッド・ベナビデス vs アンソニー・ディレル 戦いのコミュニケーション

最近ベナビデスのハイガードを研究していて感じるのですが、この男は不気味です。まさにメキシカンモンスター。狂気を感じます。 それにしてもクロフォード然り、アメリカ人はコミュニケーション、ジェスチャーが上手いですね。多民族、多人種が入り混じる歴...