矛盾を克服して強くなる

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よもやま話メンタル戦略

矛盾、パラドックスの解決方法を考えることって楽しいですよね。
例えば皆さんご存知「親殺しのパラドックス」。
僕の娘がタイムマシンに乗り、彼女が生まれる前の僕の時間へタイムスリップしたら、彼女は僕を殺すことはできるか?

殺した時点で娘が存在する因果が崩れます。もしも殺す意思と能力を持ちながらそれができないとするなら、それを妨げる神秘的な力の存在を認める必要があることに奇妙さを覚えます。

上記の神秘的な力を回避する為には過去へは戻れないみたいな夢のない結論から、パラレルワールドのような常識を超えた概念を用意する必要が出てくるみたいです。

もう一つ面白いパラドックス。
ゼノンのパラドックス。別名「アキレスと亀」。
これは詳しくは面倒なのでWikiを参照してください。
数学の極限の概念を說明するときに度々耳にします。
無限に細かくできることと無限の大きさがあることは違うよってことで解決してます。
頭の体操になるので興味があれば検索してみてください。

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色々なパラドックス

アビリーンのパラドックス

まずはこれ。アビリーンのパラドックス。

個々の構成員が「自分の嗜好は集団のそれとは異なっている」と思い込み、集団的な決定に対して異を唱えないために集団は誤った結論を導きだしてしまう。アビリーンのパラドックスは「事なかれ主義」(avoiding “rocking the boat”)、集団思考の一例としてしばしば言及される。

Wikipedia

分かりやすい例だと会社の会議。
参加者の全員が空気を読んで全員に忖度することで、誰も納得していないはずの合意が作られる現象です。

本当はディズニーランド行きたいのだけど、他のみんなはそうじゃないだろうと空気を呼んで「ディズニーシーへ行こう」と発言したとします。次の発言者もディズニーランドへ行きたいのだけど、前者に忖度してディズニーシーへ行きたいと発言。
そうなるとその後の参加者も同調圧力を恐れ連鎖的にディズニーシーと発言します。
誰もそこへ行きたいと思っていなくてもです。

ところで、アビリーンのパラドックスのように結果を参照して結果が作られるフィードバックループは株やFX、スポーツや人生などの勢い作り出すありふれた現象です。
株で例えると、株価が下がったという結果が投資家の売りを呼び、さらにその売りが他の売りを呼びます。逆のフィードバックループは買いが買いを呼ぶバブルを形成します。
ボクシングでも強力な技術が強力な技術を引き寄せるフィードバックループが起こります。
手打ち→二軸→ゲンコツ→肩甲骨平面→…のように。
アビリーンのパラドックスの例のように歴史や社会制度には経路依存性があるので、「これおかしいから変えよう?」と提案できる人は実は重要な役割を果たすことがあるのです。

閑話休題。スポーツの競技力はこのフィードバックループを起動して成長を加速させます。

勝ちに拘ると勝ちが遠ざかるパラドックス

次は勝ちに拘ると勝てないパラドックス。

これは別の記事で解説しています。勝ちに拘ると完璧かつ最高の一本道を計画してしまいます。が、僕の経験上、そこに落とし穴があります。
計画の遂行に拘るあまり、相手の隙(計画にない可能性)に鈍感になり、勝機を逃す確率を高めてしまうからです。
戦いに勝つためには心をあらゆる可能性に対して開く必要があります。

他にも勝ちへ拘るあまり、その重圧が本来の力を奪ってしまうこともありますね。
僕はしょっちゅうですし、皆さんもご経験があると思います。勝ちたいと思えば思うほど緊張して勝ちは遠のいて行くんですよね。

じゃあ勝ちに拘らずに勝てるかといえばそうもいかない。
勝ちに拘らなければ相手の隙を研究し練習を考える動機が生まれてきません。また戦いでは決意がなければ相手を怯ませることができません。あと一撃でダムを決壊させられたのに、勝負への拘り弱いあまり、逃げ出してしまうという可能性もありますね。
これはとても解決が難しいパラドックスです。

型にハマらないという名の型

次は型にハマらないという型にハマってしまうパラドックス。

変わった人になりたいと思った時点で普通の人になってしまいます。

変わった人だと思われたい人のテンプレってありますよね。
あれです。
本人は型破りなつもりですが、全力で型にハマりに行ってます

おかしい奴は自然体でおかしいですから。
そもそも成功するまではその特異性は理解されません。相対した時は変わってるなって感情の前に好奇心とか恐怖が先行します

ボクシングは意外性がなく型にハマったスタイルほど対応しやすくなる。
ただ、型にハマらないことを意識するとただただ大げさなだけか下手くそなボクシングに。

これも難しいパラドックスですが、僕の現時点での解決策は「我が道を行け」です。
型が云々に意識が向く時点でオリジナルではない。自分の信じる道を行く。
これは同時にアビリーンのパラドックスを避け、勝ち負けを度外視する方法だとも感じています。

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この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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