もっと貪欲に学ぼう

トレーニング

最近は手打ち2.0で肩甲骨周りを酷使して背中に疲労がたまってキレが無くなってきたので、2週間ぶりにボクシングの休みを取りました。
走りはしたのですが。

那覇市で走っていますので、一緒に走りたい方はSNSのDMかメールをください。

かなり激しいので、途中で休みながらでもいいし、または僕がどんな練習をしているのか見てみたいとかでも構いません。
一人、プロテスト前の選手から連絡がありましたので、お気軽に。

閑話休題。
休もうと思ってYoutubeやアマプラで映画を見てみようと思ったのですが、心が休まらない。
「休まなきゃ」と思えば思うほど休めなくなる。
結局、僕は本や動画で学んでいる時が最も落ち着く、僕は僕が抱える問題について考えるのが好きなのだと分かりました。
常識としての休み方に囚われていることに気が付いて、ボクシングを休みの日は徹底的に学ぶ時間にしようと決意すると心が晴れやかにハツラツとしてきたと同時に、これまで「休む」という強迫観念に囚われて僕は僕自身の本当の気持ちに気がつくことができていなかったのだと反省しました。
休みの形に拘ることも執着です。

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解剖学とバイオメカニクスと運動生理学

数学はこれまで通り継続していくとして、以下の本を参考にネットを徘徊して運動に対する理解を深め、最強のボクサーを目指します。僕は映画を見ている僕を想像するより、最強のボクサーを目指している僕を想像する方が、落ち着きます。ボクサーは向上心が強いからほとんどはそうかもしれない。

一度読了しているのですが、さらに深く理解を深めていこうと思います。
どんな本で勉強しているのか紹介します。

解剖学

この本は非常に分かりやすいですね。
冒頭に著者の信念というか、価値観について書かれてるのですが、それがこの本のいい所だと感じます。
「構造を理解し、運用しよう」って。
解剖学を学ぶ合理性を最初に提示してくれるので理解の為の動機が働き、読み進めるストレスがない。

タイトルの通りアスリートが読むことを前提に書かれているので、非常に分かりやすい。
誰にでも理解できて入門書としてオススメです。

バイオメカニクス

僕は解剖学より力学の方が好き、というか読んでいて楽しいです。
もっと力学を理解したいって動機から数学を学び始めましたしね。
マクロな現象なら「ベクトル」って数学的な概念で完璧に説明できるのが、気持ちよすぎる。

パンチって抽象化すると床へ力を加えて、その反力の方向を調節して末端に伝えていく作業じゃないですか。ボクシングはこの上手さを競っている側面があります。
どんな風に床に力を加えると合理的なのか、床からの反力を推進力へ変換する原理はどうなっているのか。
上の解剖学と合わせることで僕の目に映る世界は一変しました。
ハードパンチや高速の連打を論理的に説明すできれば、それは再現できるはずです。

力学と数学の知識があればそこまで難しくはありませんが、そうでない場合呪文にしか見えないと思いますので、お勧めしません。
趣味で読むならオススメします。面白いです。

運動生理学

この本はマジで難しい。
専門用語で書かれているため理解して読み進めるのに大きな労力が必要で、僕は半分も理解できていません。
選手が読むような本ではないのかもしれませんが、広範な知識を網羅してギュっと詰め込んでいるので、趣味で読む分には勉強になると思います。
僕の場合は、読んで分からない部分はWikipediaで補足して、を繰り返す感じですね。
完全に理解しようとすると1ページ読むのに何日もかかります。
競技力向上のためにって方にはお勧めしません。

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力学を理解するアドバンテージは大きい

力学でひも解く格闘技

難しい数学はなく、簡単な具体例と図で説明してくれているので入門にピッタリです。

スポーツバイオメカニクス


僕のボクシングを考える時のベースです。
新しい動きやトレーナーのいうことが正しいか判断を行う時のベースとなります。
具体例など簡単な説明はありません。
全て数学で説明されます。
そうとうな根気がないと読めません。

大学生のための力学入門


バイオメカニクスを考える時のベースの知識です。
小難しい話なので数学や物理が苦手な方には難しい、というか挫折します。
僕みたいに尋常ならざる数学や力学に関する興味がないと読み進めることはできません。
でもこれより身の回りの現象を合理的に説明する方法はありません。

Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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