今年の9/17、ついにGGGのビッグドラマショーが完結編します。
一部と二部、番外編のビボルで完璧な伏線は敷かれました。
ゴロフキンはカネロに負けてからスタイルチェンジしています
引退試合はカネロへのリベンジと決めていたのでしょう。
サイズアップと対カネロへ大幅なモデルチェンジが施されています。
原点回帰
決定力を連続性と移動性へステ振り
以下の記事でお話したような話でドイツで戦っていた頃はロマ型、アメリカで戦う為にデービス型へ。
そして最後に原点回帰のロマ型。
アメリカ受けするスタイルへ変えたのだと僕は推察しています。
カザフスタン人がロシアンスタイルで勝ちを優先するとアメリカでは誰も試合を見てくれません。
KOを量産して「メキシカンスタイル」を連呼することはマーケティングの一貫だったはずで、それが奏功し人気を拡大できたと僕は考えています。
人気を確立したGGGはラストランでレガシーを構築します。
GGGのスタイルの変遷については以下の記事を参照してください。
今回は原点回帰へ絞ります。
ここ数戦のGGGはリズミカルに手が出ます。
以前のような破壊力は失われましたが、コンビネーションが増えて多彩となり、角度を変えながらパンチを打ちます。
GGGは恐らく初戦でカネロの特徴を見抜いたと思います。
そして経験から第二戦のようなスタイルをイメージした。
負けてはしまいましたが手ごたえを掴んだのでしょう、その後もニュースタイルで連続KOを記録しています。徐々にスタイルに順応しロシアンスタイルへ回帰していると感じます。
スーパーミドル級での完結編を見据えたサイズアップとスタイルチェンジに加えて村田選手のプレッシャーを経験しカネロのプレッシャーへの耐性を上げました。
GGGへ勝った後のカネロの快進撃もビボルとの試合もビッグドラマショーの完結編へ向けた伏線です。
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