ボクシングしたことある方は納得してくれると思います。
ボディーブローは徐々に倒してくれる優しいパンチではありません。一発で効きます。
でもなぜか「ボディーブローのように…」って徐々に効いてくるって慣用句的に使われていますよね。
後半への伏線
むしろ顔面の方が徐々に効いてくる気がするんです。
この表現ってもしかして、序盤のボディーブローは相手の意識を下へ集中させて、後半顔面のパンチへつなげるって意味が誤解されたのかな?と思います。
後半への伏線としてのボディーブローが、時間とともに少しづつ変化した結果、「ボディーブローは徐々に効く」との誤解が広がってしまった。
ドネアvs井上もそうでした。ドネアは一発で効かされました。
むしろボディーブローを多用していたのはドネアですからね。
ボディーブローが徐々に効いてくるのは迷信の類です。
以下の試合もワンパンです。
本質は「ボディーブローを打てば相手の意識が下へ向かい、後半に顔面パンチが当たる確率が上がる」です。
内と外、上と下にパンチが大別されるボクシングの戦略上、ボディーブローは大きな役割を果たします。
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