子供の才能を奪う大人の醜くき支配欲

よもやま話

これね、大げさじゃないんです。
本当なんですよ。
子供たちは常に合理的なんです。

で、時々親御さんや会員さんがアドバイスする。
「膝を曲げて」「踵を上げて」「ガードを上げて」「腰を回して」

僕には確信があります。
「大人が子供の才能を破壊している」と。
その光景を数えきれないほど目にしてきました。

子供は本当に素直に大人の言うことに従います。

子供は何も知らないと、愚かだと見下す大人の固定観念が子供の未来を奪っていると感じます。そしてこれは恐ろしいことにボクシングに限りません。

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子供は天才

学びの天才

ボクシングを抽象化し細かく厳密に定義できていると自負している、また国内のトップ戦線で戦ってきた僕の目から見ても子供たちははっきりと天才です。
大人が半年かけてできないことを僅か10分で、基本的には一言でできるようになります。

子供たちの才能は「固定観念がないこと」「筋力がないこと」に集約できます。
彼らは非力で固定観念に囚われないが故に感覚、感情に素直に従います。そして大抵の場合それは正解なんです。
力がない故に「膝を曲げる」「母指球荷重」「腰を回す」が満足にこなせません。
固定観念がない故にに感性の赴くままに動けます。

子供たちには非合理的に動く選択肢がないんです。

力がないが故に、固定観念がない故に、最善の方法を選択せざるを得ません。
故に子供は学習の天才です。
しかし残念ながら大人の支配欲、承認欲求がこれを破壊しています。

子供達は大人を信じています。

大人は固定観念、欲の塊

観念は人が大人になる過程で世界を素早く理解するために経験と論理によって導きだした情報の規則性です。それは世界を簡単に見せて理解しやすくしてくれる便利な道具である一方で、時に世界を複雑に見せてもいます。

偉そうに子供に教える前に、過去の常識が未来では通用しなくなることを思い出さなければなりません。子供達はボクシングに限らず過去ではなく今、未来を生きていきます。
そして彼らの感性は大人が想像している以上に鋭く敏感に環境に反応します。

子供達は愚かではありません。鋭敏な感覚を持つ彼らは僕たち大人が感じ取れなくなった何かを敏感に感じとり、彼らなりに考えて答えを出すことができます。大人の価値観で子供達を評価してはいけません。
天才である彼らの選択は大小関わらず尊重すべきです。
※野放しにするという意味ではなく、注意深く慎重に子供たちの選択は評価する必要があると言っています。野放しにすると遊び惚けてしまうので。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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