仕事とか練習で集中できないことってありますよね。
試合などの本番もそうです。
集中ができないときには決まった法則があると僕は感じていました。
やらないことを決める
「やらないこと」を決めていないと集中できないんです。
「やること」を決めるんじゃありません。
日常生活で
集中しなきゃと考えると「何故やるのか」「何をしなければいけないのか」と考えがちです。
でも僕はそれでは集中できませんでした。
色んなことに気が散ってしまうんです。
たどり着いた方法が「何をしないかを決める」。
これが大切なんです。
例えば勉強中や仕事中であれば、「この仕事に集中する」ではなく「スマホはみない」「コーヒーは飲まない」みたいなついついやってしまいがちなことをしないと決めます。
やらないことを決めると自然とやらなければならないことに集中できます。
集中が切れてスマホに手が伸びそうになると「おっとやらないことだった」と再び作業に没頭していくことができます。
挑戦で
何か新たなことを挑戦しようとしたときもそうです。
一日の時間は限られています。
新たなことのために時間は増えたりはしてくれません。
何かに挑戦するということは、その為に他の何かを捨てる選択でもあります。
これができないと長続きしません。
三日坊主で終わります。
趣味の時間を捨てるのか、睡眠時間を捨てるのか。
捨てることを決めなければ、新たなことの入り込める余地を作らなければ、いくら始めようと意気込んでも始まらないんです。
だからこそ何かを始めるためには何かを捨てる決断をしなければなりません。
僕の経験上ではその捨てる何かを決めた決断で心に火が付くことも多々ありました。
戦略で
戦略も同じです。
どうやってこちらの土俵に持ち込むのか。
アウトボクシングが土俵なら打ち合いは捨てる。
近づくという選択肢、コンビネーション、パワーパンチは捨てるなどです。
戦略に関しては具体的な話になってくるので難しいのですが、とにかくやらないことを決めなければ欲が出てきたり、迷いや躊躇いに繋がってしまいます。
まとめ
人間の資源は限られています。
やりたいこと、やるべきことが決まったのなら、代償として何を捨てるのかを決めなければなりません。
僕はこれに気がつくまでに数年かかりました。
「あれをしたいこれをしたい」では上手くいきません。
「これはしないあれをしない」がとても大切です。
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