カシメロ vs. ルイス・ネリー 勝敗予想

試合予想
試合予想選手分析

山下賢哉(カシメロと試合経験あり)のTwitterでこのニュース知りました。
ルイス・ネリー選手と「戦いたい」と発言しているようです。
決定とかではありません。
ただの願望です。

どんな試合になるかなーと頭の中で簡単にイメージしてみました。

山下が英語分かることにまず驚いた
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カシメロ

カシメロ選手の試合でテテ選手以外の『チャーリー・エドワーズ戦』『セサール・ラミレス戦』を見てみました。

一発狙い

カシメロ選手は細かい技術的な詳細を無視すれば基本的に一発狙いのボクシングです。
相手次第で変わってくるとは思いますが、ゾラニ・テテ選手との試合ではそんな感じでした。

基本的に誰のパンチも届かないくらい距離をとって、相手の隙を突いた踏みから右をズドン。

超シンプル。

他の試合ではどうだろうと思って他の試合も見てみましたが試合によって戦う距離が違っていて、テテ選手との試合の時ほど極端な距離の取り方をしている試合はありませんでした。

得意な距離はもう少し近い距離ですが、戦い方は一緒です。
殆どパンチの受け返しはせずハードパンチで威嚇しながら隙を突いて一発を狙います。

一発の強さが半端ないのでできる戦略ですね。

いきなり攻撃

カシメロ選手はゆっくりと静かなリズムでのそのそと近づいていきますが、攻撃する瞬間に一気にリズムを速めて踏み込んできます。
手口としてはカネロ・アルバレス選手と似ています。

のそのそ近づいていきますが静から動への切り替えが早く落差が大きいので相手は意表を突かれて対応が遅れてしまいます。
それでいてあのパワーなので、相手はどんどんパニックに陥っていくと思います。

ルイス・ネリー

コンビネーション

ジリジリ距離を詰めて一発一発重いフックを叩きつけるように打っていきます。
パワーを活かす感じはカシメロ選手と似ていますが、一瞬のスピードはカシメロ選手に分がありそうで、手数とリードハンドの上手さはネリー選手に分がありそうです。

パワーに関しては両選手とも人間ならKOできるので比べる必要はありませんかね。

ネリー選手がやばいのは一発でも倒せそうなパンチを何発でも(10発近く打つ場面もあった)、試合中は振り回せることですね。
フック系が主ですが上下左右に打ち分けるので、足が止まり始めるとB級の選手の耐久力なら一気に決着しそうなイメージが湧いてきます。
ネリー選手に対して「足を止める」は絶対にやってはいけない自殺行為です。

プレッシャー

カシメロ選手と比較しても強引でプレッシャーが強いです。
打ち返しているうちはある程度バックステップしてくれるので押し返せますが、ネリー選手のパワーと手数を押し返すのって並外れたパワーとかスタミナ、技術が必要になると思います。
並みの選手なら中盤までには押し返せなくなりそうです。

で、ネリー選手に押されて下がり出すと負けパターンに突入なんです。
相手が下がり始めるとパンチの強さとコンビネーションのしつこさが増していきます。

それに加えてチャンスと見た時の畳みかけかたも尋常ではないです。
ちょっと頭のネジ外れてる感じはします。

予想

得意な距離が近くて両選手とも一発で終わらせるパワーがあるので、どちらが勝ってもおかしくないとは思いますが、勝ち予想するならネリー選手です。

中間距離のリードハンドの上手さとプレッシャーの強さでネリー選手が追いかけてカシメ選手が下がる展開になると思います。
スピードのある左フックのカウンターがあるので序盤にダメージを与えたりパワーに対する警戒心を植え付けさせれば分かりませんが、カシメロ選手がネリー選手のプレッシャーを押し返すイメージはあまり湧きません。

他にもプレッシャーがかかる要因としてはリードハンドです。
ネリー選手の方がリードハンドが上手くて多用するので自然とプレッシャーがかかると思います。

山中さんのパンチに対しても冷静さを保てていたので、カシメロ選手のパンチにも冷静に対処できるんじゃないかと思います。
加えて山中さんの左ストレート何度も受けて倒れない打たれ強さがあります。
最初の試合は何度もKOになってもおかしくない左のカウンター、ワンツーを受けていましたが、効きかないどころか余計に攻撃的になるほどでした。

『ボディーが弱い』とカシメロ選手とスパーリングをしたことのある森選手動が言っていたことも考慮すると、ボディーブローが得意なネリー選手との試合ならKO負けもあるんじゃないかと思います。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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